


『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』(ちゅうしんぐら はなのまき・ゆきのまき)は、1962年(昭和37年)11月3日公開の日本映画である。東宝製作・配給。監督は稲垣浩、主演は八代目松本幸四郎。カラー、東宝スコープ、207分。昭和37年度文化庁芸術祭参加作品。東宝創立30周年記念映画の1本で、東宝オールキャストで描いた忠臣蔵映画。原節子と横山運平の最後の映画出演作でもある。配収は2億8010万円で、1962年度の邦画配収ランキング第8位となった。討ち入りの場面では、伊福部昭の担当した映画音楽では最も有名な『ゴジラ』の登場シーンの音楽が流用されている(有名な「ドシラ、ドシラ」ではなく「ラシド、ラシド・ド・ド・ド・ド」の方。『SF交響ファンタジー第1番』にも見られる旋律)。また、オランダ人が出てくる場面では複調の音楽が用いられ、ハモンドオルガンも使用されるなど、伊福部の音楽の中でも実験的な面が見られる。
出典:wikipedia
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