


『わんぱく砦』(わんぱくとりで)は、1966年8月7日から1967年6月11日までTBS系列の毎週日曜18:30 ‐19:00(JST)に放送された、朝日放送制作の時代劇である。全45話。漫画家 中島たを原作。ダイハツ工業の一社提供。時は戦国時代、弱肉強食が渦巻く世界で、ブーメランの達人・たつまき竜之助をリーダーに、いつも長刀と算盤を持つ伴刀左ェ門・忍術少年「ドロン」・発明少年「学者」・食いしん坊で力持ちの「十杯」・チビで泣き虫の「ベソ」といった6人の孤児達が、様々な困難や事件を乗り越え、力強く生きていく物語。1958年開始の『やりくりアパート』から開始した『ダイハツコメディ』終了後、1962年11月開始の『織田信長』より始まったダイハツ提供のリアルドラマ路線が低迷続きのため、本作では子供を主人公とし、更に設定時期を戦国時代としながらも、宇宙人やUFOが登場したり、ダイナマイトもどきが出て来るバラエティ豊かなコメディ作品となった。中島たをによる漫画が日の丸文庫「まんがジャイアンツ」に掲載された。サブタイトルは「〜作戦」で統一されているが、稀に「〜大作戦」の時もある。ほか本作をはじめ、この枠の番組は本放送を視聴できた世代以外には、馴染みの薄い作品が多く、辛うじて本作が『テレビ探偵団』(TBS系列)で取り上げられた程度だった。それも紹介されると、メイン司会の三宅裕司や観客はまるで知らないため、副司会の海老名泰孝(林家こぶ平=現:九代目林家正蔵)は「この番組は超マイナーな番組でして、なにしろ裏番組が強かったのです。」と言いながら当時の新聞のラテ欄のコピーを持ち出し、本番組が『シャボン玉ホリデー』と『バットマン』の裏番組であることを語り、三宅らを納得させた。出演者の火野正平(当時は二瓶康一)は、製作会社である山崎プロの社長に「視聴率がアップしたらギャラを上げる」と約束されたものの、視聴率が好調であったにもかかわらずギャラが据え置きであったことに憤慨して直談判したら、逆に嫌味を言われて社長を追い回したという。
出典:wikipedia
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