留守杯日高賞(ひだかしょう)は、岩手県競馬組合が水沢競馬場で施行する地方競馬の重賞競走である。競走名は毎年4月28 - 29日に行なわれる、絵巻「日高火防祭」の開催を記念し、その祭事を始めたとされる水沢城主「留守家」から。本記事内では、現在行われている競走とは別に施行していたアラブ系競走馬による重賞競走(1969年 - 1999年)についても触れる。留守杯、JBC協会賞、奥州市長賞、開催執務委員長賞(2016年)。「日高賞」という名称の競走は、アングロアラブ系4歳(現3歳)馬限定の重賞競走として1969年に創設され、同年に創設された不来方賞とともに、岩手競馬では最古の重賞競走であった。施行距離は概ね1900m前後で定着していたが、アングロアラブ系競走馬の入厩頭数が減少した事により、1999年の第31回を最後に廃止された。その後、「日高賞」は2001年より新たにサラブレッド系3歳牝馬限定の重賞競走として再び施行されるようになったが、回次は前述のアラブ系競走から引き継がれず、新たに「第1回 日高賞」として施行された。2004年には名称を「留守杯日高賞」に変更したほか、この年は東日本・九州地区交流競走としても施行され、北海道・北関東・南関東・九州地区の競走馬が出走可能であった。2005年からは地方競馬全国交流競走として施行されている。2010年からはGRANDAME-JAPAN・3歳シーズンに指定された。2016年、岩手競馬で重賞格付け制度が導入され、M2に格付けされる。本競走は2009年からスタリオンシリーズ競走に指定されており、2009年は「アドマイヤボス賞」、2010年および2011年は「ゴールドアリュール賞」、2012年は「タニノギムレット賞」、2013年は「バトルプラン賞」、2014年は「マツリダゴッホ賞」、2015年は「スウェプトオーヴァーボード賞」、2016年は「シニスターミニスター賞」として種牡馬の配合権利が副賞となっている。出走条件は、サラブレッド系3歳牝馬。地方競馬全国交流で、他地区所属馬の出走枠は6頭と定められている。負担重量は54kg。2016年の賞金は、1着250万円、2着57万5000円、3着32万5000円、4着22万5000円、5着12万5000円で、着外手当は1万2500円。水沢で施行される重賞競走(2013年までは特別競走)「あやめ賞」がトライアル競走になっており、上位3着馬までに本競走への優先出走権が与えられる。2008年までは「菜の花賞」がトライアル競走として施行されていた。コース種別を記載していない距離は、ダートコースを表す。競走名は第1回から第3回まで「日高賞」、第4回以降は「留守杯日高賞」。
出典:wikipedia
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