『リトルマーメイドIII はじまりの物語』(原題:"The Little Mermaid: Ariel's Beginning")は、ディズニーのアニメーション映画『リトル・マーメイド』の続編で、シリーズでは第3作品目にあたるOVA作品。2008年8月26日(日本語版は2008年9月26日)に発売された。収録時間は約77分。物語の舞台は、第1作以前の海底の王国―アトランティカ。まだ陸に憧れていないアリエルがアトランティカを変えるために冒険する話である。*ネタバレ含み!最初はアリエルが5歳の時の話。入り江で、家族で遊んでいる時にトリトンはアリエルの母アテナにアテナの好きな曲のオルゴールを贈る。しかし、船が現れ、逃げ遅れたアテナが帰らぬ人となってしまう。トリトンは流れてきたオルゴールを捨て、その悲しみから逃れようとアテナが愛していた音楽をアトランティカで禁止してしまう。10年が経ち、美しく成長したアリエルは音楽が好きな鯛フランダーと出会い意気投合。その日の夜に不審な動きをするフランダーを追いかけた先には、禁止されているはずの音楽をするバンドや、聴衆のいる、ナマズクラブという秘密のクラブがあった。その上、バンドのボーカルはとても規則に厳しいセバスチャンだ。このクラブを機に母の好きだった音楽をアリエルは愛するようになった。姉たちを連れてクラブに行ったことが、家庭教師でありセバスチャンの座を狙うマリーナ・デル=レイに見つかり、トリトンによってナマズクラブのバンドとフランダーは牢屋に入れられ、アリエルは外出禁止になる。アリエルは音楽を取り戻すべく、バンドたちとアトランティカを飛び出し、歌いながらセバスチャンの後を行くとある平原についた。アリエルがその近くを探検していた時、昔トリトンがアテナに贈ったオルゴールを発見した。セバスチャンはこのオルゴールをアリエルに見つけさせるためにこの平原にきたのだ。これがあればトリトンも変わってくれると考えて、アトランティカに戻ろうとする。その途中、セバスチャンらはマリーナ・デル=レイ率いる電気鰻集団に殺されかけたが、バンドメンバーはそれぞれの特性や特技を駆使して撃退。セバスチャンはマリーナ・デル=レイを筒状のサンゴに突っ込ませて動けなくした。勝利を喜ぶアリエル達。しかしマリーナ・デル=レイがサンゴの中のままセバスチャンに突っ込むのをアリエルが捨て身の覚悟で間に飛び込み、谷のなかに落ちる。トリトンはアリエルを抱き、アリエルが握りしめていたオルゴールの音を聞き、その歌を口ずさむ。無事にアトランティカにアリエルが戻ったところで10年ぶりに音楽が戻る。アトランティカの一部分だけ色が失われていたが戻った。本作では前作『リトル・マーメイド』や『リトル・マーメイドII Return to The Sea』では声優の割り当てがなかった、または未登場のオリジナルキャラクターも多い。前作にも登場したキャラクターについては、そちらの項目を参照のこと。
出典:wikipedia
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