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折箱

折箱(おりばこ)とは、厚経木を折り曲げて作られた木箱である。従来、経木を加工し蓋を付けた比較的底の浅い木箱のことを折箱と呼んだが、現在では木製品だけでなく紙製や発泡スチロール製、プラスチック製の箱製品の総称として使用されている。唯一日本だけに存在する固有の食品容器であり、折箱の材料として使用される木材にはエゾ松・杉・檜・シナ・スプルスなどがある。日本の高温多湿な気候に対して、中身の食材が腐敗しにくい様に抗菌作用がある木材を使用している。木材は加工後も気孔が残っており、内気と外気の湿度をある程度一定に保つことが可能なのでお櫃と同様の効果がある商材として重宝された。現在では糊しろ箇所を作り、正麩を主原料とした食品衛生上問題のない糊を使用して接着されるが、江戸時代では竹でできた釘を使用して箱を留めたとされる。現在、折箱に食品を詰めたものを折詰(おりづめ)という。折箱自体または折箱に食品を詰めた折詰は「折」(おり)ともいい、寿司を詰めたものは「寿司折」、菓子を詰めたものは「菓子折」などと呼ばれる。側材を仕組と言い、底や蓋を底板や蓋天と呼んで区別している。側材は北海道産の針葉樹のえぞ松、広葉樹のシナで、底や蓋は本州以南で採れる松、えぞ松、輸入材のスプルスである。秋田産、高知産の杉を主材料にする杉箱、樅を主材料とする樅箱、吉野産の杉や檜の端材を使った杉折や檜折もある。その他、桐材を使った桐箱、漆器なども木製容器として、折箱と同類である。仏具・神具や食膳として使われた他、白木をそのまま使い、1度限りで2度と使わない貴族の食器としても重宝された。その頃の材料は杉・檜の木目の細かい素性のよいものを柾目に割り、削った板であった。その板は、紙の代わりにお経を書いたり、記録などを書いたので経木と呼ばれた。何回もの使い回しを可能にした漆器を作っていた木具師に対し、使い捨ての折箱屋が看板を掲げたのは明治期に入ってからである。仏教が伝来した6世紀に中国より伝来したといわれており、朝廷への献上物を入れる木製容器が折箱の起源とされている。仏具・神具や食膳として使われた折敷(おしき)が語源である。現在、折箱は木、紙、発泡スチロールでできており底板の上に枠が接合された構造となっている。折箱には弁当、寿司、菓子などを詰める。松花堂弁当用の折箱や和菓子用の折箱などは内部に一定間隔で仕切りがなされている。また折箱の蓋の種類には、のせ蓋、かぶせ蓋、スライド蓋などがあり、蓋を固定するためにセロテープや紐、輪ゴムなどが用いられることもある。原材料の木材を特殊な機械で薄くスライスした1枚の薄板を蓋としている。身のサイズに合わせて角を切った1枚の板を容器に乗せただけの形態の箱を指す。包装が簡単なので数量が多く出る飲食店向けに使用される傾向が強い。のせ蓋に使われる1枚の薄い板に枠を貼り合わせ、容器に被せる形態の蓋。包装が簡単なのせ蓋に対して包装には手がかかるが高級感が出るのでこちらを好む飲食店も多い。蓋の枠に糊しろがあると身と蓋の間に隙間が出来るので糊しろが必要ないタイプもある。身の容器上部に溝を掘り横から蓋をスライドして入れられる様にした蓋。蓋の形状としてはのせ蓋と同じスライスされた1枚の薄い板である。需要の拡大と共に市場の流通を整備する目的で全国折箱連合会が発足。初代会長は(株)折勝商店の石山 勝蔵である。後に名称を全折食品容器連合会に変更している。

出典:wikipedia

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