『遭難』(そうなん)は、松本清張の小説。『週刊朝日』1958年10月5日号から12月14日号まで、「黒い画集」第1話として掲載、1959年4月に『黒い画集1』収録の一編として、光文社より刊行された。『黒い画集 ある遭難』のタイトルで1961年に東宝で映画化、また1959年にテレビドラマ化されている。銀行に務める江田昌利・浦橋吾一・岩瀬秀雄の3人は、8月30日、北アルプスの鹿島槍ヶ岳に登った。山小屋に宿泊して翌日、雨の降る中、3人は途中で遭難、江田が救援に向かうも、岩瀬は疲労と寒気から錯乱状態に陥り、黒部渓谷の奈落へ転落死する。ある日、江田は岩瀬の姉・真佐子と従兄の槇田二郎から夕食に呼ばれ、遭難現場を訪ねたいとの申し出を受けるが……。映画タイトル『黒い画集 ある遭難』。1961年6月17日に公開。製作は東京映画、配給は東宝。現在はDVD化されている。原作と異なるラストを設定している。他1959年8月31日と9月7日、KRテレビ(現・TBS)系列の「ピアスTVサスペンス 東京0時刻」枠(月曜21:15-21:45。ピアス化粧品一社提供)にて放映。
出典:wikipedia
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