ネフタリ・フェリス・アントニオ（Neftali Feliz Antonio, 1988年5月2日 - ）は、ドミニカ共和国出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。MLB・ピッツバーグ・パイレーツに所属。姓名の発音は、正しくは「ネフタリー・フェリーズ(nef-tah-LEE feh-LEEZ)」である。にアトランタ・ブレーブスと契約。7月31日にマーク・テシェイラとロン・メイヘイとのトレードで、エルビス・アンドラスらと共にテキサス・レンジャーズへ移籍。はオールスター・フューチャーズゲームに選出され、8月2日に右肘痛のためジェイソン・グリーリが故障者リスト入りしたのに伴いメジャー昇格を果たし、翌3日のオークランド・アスレチックス戦でメジャーデビュー。同年、20試合の登板で防御率1.74を記録し、投球回数を上回る39三振を記録。シーズン終了後にはベースボール・アメリカからレンジャーズ傘下で最高評価を受けた。球団社長のノーラン・ライアンは将来チームを背負って立つ逸材と評価した。開幕直後からクローザーのフランク・フランシスコが不調なため、フェリスが代わりにクローザーを務めることになった。最終的に40セーブを挙げ、シーズン終了後、ア・リーグのルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。は、ワールドシリーズでラスト1アウトでワールドシリーズ優勝という展開で、デビッド・フリースに同点打を打たれてしまい結果、チームは2連敗を喫しワールドシリーズ優勝にはならなかった。からは先発に転向したが、シーズン序盤に故障者リスト入りし、8月1日にトミー・ジョン手術を受けた。8試合（先発7試合）に登板し、4月22日のデトロイト・タイガース戦では、敗れはしたものの8回を1人で投げ抜き初完投を記録するなど、先発としての適性は見せた。は大半を前年の手術のリハビリに充てた。1月17日にレンジャーズと300万ドルの1年契約に合意した。同年は8月よりクローザーに復帰し、最終的に13セーブを挙げた。1月15日にレンジャーズと412万5000ドルの1年契約に合意した。7月4日にDFAとなり、マイナー契約を拒否したため10日に自由契約となる。レンジャーズでは18試合に投げて6セーブをマークしたが、防御率は4.58と冴えなかった。2015年7月11日にタイガースとメジャー契約を結び、当日のミネソタ・ツインズ戦の8回裏から登板し1回を無失点で抑えた。しかし、タイガース移籍後は大炎上し、30試合に投げて防御率7.62だった。レンジャーズとの合算では48試合に登板し、3勝4敗10セーブ・防御率6.38・39奪三振という内容だった。12月2日にノンテンダーFAとなった。2016年1月6日、ピッツバーグ・パイレーツと1年契約を結んだ。

出典:wikipedia