FC KAGOSHIMA(エフシー カゴシマ)は、かつて存在した社会人サッカーのクラブチーム。鹿児島県鹿児島市を本拠地としていた。鹿屋体育大学体育会サッカー部の学生が主体である社会人登録のチーム「鹿屋体育大学クラブ」として創設した。第79回天皇杯全日本サッカー選手権大会へ初出場し、1回戦で甲南大学を破り初勝利を挙げた。なお、2回戦はアルビレックス新潟に敗れた。九州サッカーリーグに初めて昇格。また、将来のJFLやJリーグ参戦をにらんで、チーム名を「大隅NIFS ユナイテッドFC」に改め、一般社会人にも本格的に門戸を開いた。NIFS(ニフス)は体育大学(National Institute of Fitness and Sports)を意味する。なお、九州リーグで最下位となり、鹿児島県社会人サッカーリーグ1部に降格。鹿児島県リーグ1部と九州各県リーグ決勝大会に優勝して1年で九州リーグ復帰。九州リーグは18試合のリーグ戦で90分間では未勝利、勝点4の最下位で鹿児島県リーグに降格。鹿児島県リーグで優勝したが、2010年1月に行われた九州各県リーグ決勝大会の準決勝で、HOYO Atletico ELAN大分にPK戦の末に敗れた。3月25日、チーム名を「FC KAGOSHIMA(FC鹿児島)」に改称。2011年度の九州リーグ加盟、2014年度のJFL昇格、2017年度のJリーグ加盟を目指すと発表した。また、鹿児島の有力なクラブユースチームの一つであるアミーゴス鹿児島からの支援も受け、鹿屋体育大学とアミーゴス鹿児島から推薦を受けた選手など鹿児島県全域から選手を集めた。なお、チーム発足当初に在籍していた鹿屋体育大学体育会サッカー部出身の選手は一斉退団し大隅NIFS FCという新しいクラブを発足させ南日本社会人リーグの下部リーグに参入し、鹿児島県1部リーグの参加権利を譲渡する形となった。鹿児島県リーグは7戦全勝の成績で優勝。2011年1月の九州各県リーグ決勝大会でFC那覇を破り九州リーグ昇格を決めた。終盤までヴォルカ鹿児島とリーグ優勝を争い、最終節の直接対決でV鹿児島を下し初優勝。鹿児島県勢が九州リーグを制したのは、1986年の鹿児島サッカー教員団以来26年ぶり。8月、2014年よりV鹿児島と統合した上で、将来のJリーグ入りを目指すことで合意したと発表した。同10月、第37回全国地域サッカーリーグ決勝大会の補充出場が決定した。これは第49回全国社会人サッカー選手権大会の結果により、すでに地域リーグで優勝して地域決勝の出場を決定しているか、出場辞退のチームが発生したことで、同大会からの出場チームが2つのみとなったことにより、大会レギュレーションに基づいて2位クラブの中から補充出場が認められることによるもの。地域決勝では1次ラウンド2試合終了時点で1勝1敗、決勝ラウンドに進出するためには3戦目のFC KOREA戦で4点差以上での勝利が必要であったが、その試合を4-0で勝利し、各グループ2位成績最上位で決勝ラウンド進出を果たした。決勝ラウンドでは1勝1PK敗1敗の勝ち点4で3位に入賞した。2013年12月2日、V鹿児島と統合後の新チーム名を「鹿児島ユナイテッドFC」とすることが発表され、本年をもってFC KAGOSHIMAとしての活動を終えた。なお、12月4日のJFL理事会で鹿児島ユナイテッドFCのJFL入会が承認された。熱く燃え上がる南国の太陽をイメージしたオレンジ、錦江湾等の美しい海をイメージしたライトブルー、桜島等の山々をイメージしたグレーがチームカラーで、それらの色がユニフォームに使用されていた。2012年10月時点A-LINEFC鹿児島設立当初から支援を表明している、地元有力ユース「アミーゴス鹿児島」のU-18を2012年4月より、「FC KAGOSHIMA U-18」と改名し、下部組織としての運営を行っていた。2014年より再度「アミーゴス鹿児島」に戻っている。高円宮杯U-18サッカーリーグ(旧:JFAプリンスリーグU-18)※決勝トーナメントに進出した試合のみ表記2011年11月より、主催・運営をNPO法人のS.O.R.A、FC鹿児島が協力をし、鹿児島県各地で活動を行っていた。FC KAGOSHIMA発足と同時に天文館に“colors”というオフィシャルカフェをオープンした。長年地域で活動していたヴォルカ鹿児島とは違い知名度では圧倒的に劣ることからチームの存在をアピールするアンテナの役割も果たしていた。なお、FC KAGOSHIMAのみを対象としてではなくスポーツカフェとしてオープンされていた。また、FC KAGOSHIMAの過去の記録DVDを見ることも可能であった。チームの記録やプロモーション活動のPRの為に不定期で発行している会報のようなもので、公式ホームページ内でも配布されておりPDF形式で全てのファイルを閲覧可能となっている。
出典:wikipedia
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