ヨッビク-より良いハンガリーのための運動(ハンガリー語:Jobbik Magyarországért Mozgalom)、通称ヨッビクは、ハンガリーの極右政党である。ヨッビクは2002年、カトリックやプロテスタント系の大学の学生たちにより発足した「右翼青年協会」(Jobboldali Ifjúsági Közösség、略してヨッビク JOBBIK)を前身とする。2003年10月24日、ゲルゲリー・ポングラッツにより結党。2010年4月の総選挙で世界同時不況の苦境に喘ぐハンガリー国民の支持を得て47議席を獲得、議会第三党となり、国政に初進出した。2014年5月の欧州議会選挙ではハンガリーにおいて第二党に躍進し3議席を獲得した。ヨッビクは、一般的には右派ないし極右政党とみなされている。ロマ人の犯罪摘発強化、反グローバリズム、移民排斥などを掲げる。欧州の一部メディアではヨッビクをファシズム政党や、反ユダヤ主義政党としている。実際、2009年の欧州議会選挙の直前、ハンガリーの政治サイトの電子掲示板に、ヨッビクの党員であり大学教授のクリスティーナ・モルバイによる「いわゆるハンガリー系ユダヤ人が、私を中傷するより、割礼したちっちゃなペニスで私と遊ぶ方が嬉しいわ」というオフレコ発言が掲載され、大きな問題になった(ハンガリーにはおよそ8~10万人のユダヤ人がいる)。また、ヨッビク内には「マジャル・ガーダ」という名の自警団組織が存在し、ナチスの突撃隊と比較されることもある。時折、反ユダヤ的なデモを行っている。デモではイスラエルの国旗を燃やしたり、ヴォナ・ガーボル党首が「我々は他の欧州のようにユダヤ人連中の足をなめることを拒否する」などとヘイトスピーチをしたりしており、問題視されている。2010年8月14日、日本の民族派右翼団体である一水会の招きにより、ヨッビクは党員を日本に派遣、その他一水会に招かれたフランスの極右政党である国民戦線ジャン=マリー・ルペン党首ら、欧州8か国、9つの政党の代表などで構成された訪日団は合同で靖国神社に参拝した。同日、中国国営通信の新華社は靖国神社を参拝した欧州各国の政党訪日団に対して批判する論評を配信した。
出典:wikipedia
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