奥尻港（おくしりこう）は、北海道奥尻郡奥尻町の奥尻島にある港湾。港湾管理者は奥尻町である。港湾法における地方港湾であるほか、避難港にも指定されている。奥尻島の玄関口として利用されており、定期貨客船（フェリー）が発着しているほか、貨物船や漁船にも利用されている。2007年（平成19年）度におけるフェリー利用客数は107,000人、取扱貨物は118万トン、水産物の水揚は3,962トンだった。1993年7月12日に発生した北海道南西沖地震により、液状化現象による岸壁の損壊のほか、津波によりフェリーターミナルの1階部分が流失するなど大きな被害を受けた。また、定期フェリーは数日間運行ができなくなったが、同月16日に試験運航を行い、翌日より通常ダイヤによる運航となった。

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