広島市立基町高等学校(ひろしましりつ もとまちこうとうがっこう)は、広島県広島市中区に所在する市立高等学校。1942年(昭和17年)に広島市立中学校として開校した。多くの生徒が現役で国立大学へ進学する。近年東京大学・京都大学への進学者も輩出している。各学年に1クラス創造表現コース(美術に関するコース)が設置され、このコースの卒業生の多くは美術系の大学へ進学している。敷地の東に高裁をはじめとする官庁街、西に市営高層アパート、南に広島城や紙屋町の高層ビル街、北に城北通りを臨み、緑豊かな都心に位置する。アストラムライン城北駅に近く交通の便も良い。2000年(平成12年)に校舎が全面リニューアルされ、エスカレーターや巨大な吹き抜けなどを備えた斬新な校舎となった。この校舎は京都駅や札幌ドームなどを手がけた建築家の原広司が設計した。桐の果実3個と葉3葉とを組合せ、その上に「高」の字を配している。ちなみに「広島市内六校」は基町高校の桐と同様に各校ともシンボルツリー(校樹)を制定しており、舟入高校を除く5校の校章は、いずれも自校のシンボルツリーの葉を図案化したものであるという共通点がある。新校舎である『南棟(1999年完成)』と『西棟(2000年完成)』、元からある校舎の『北棟』と『同窓会館』と『図書館』などからなっている。クラブなどの合宿に使うことができる『セミナーハウス』も建設予定だったが、更地のままである(現在は職員用駐車場として利用)。正門は存在しない。ちなみに食堂が同窓会館の1階にあり、授業を受ける南棟から1番遠い位置にあり、少々不便。南棟は、1階に生徒玄関、事務室、校長室など、2階に家庭科関係の教室と音楽室、3階に各教科の教室、4階に1 - 3年のすべてのHR教室が配置され、吹き抜けをはさんで各学年が向き合う形になっている。西棟は、1 - 3階に講堂と室内運動場、3階にトレーニングルーム、4階に主に創造表現コースが使う美術教室がある。4階にはギャラリーがあり、創造表現コースの生徒らによる作品などが飾られている。特徴としては、南棟のエスカレーター(上りのみで、1 - 3階、3 - 4階を結ぶ。2階は通過のため、2階へは階段を利用)、センサー式のトイレの水道。トイレの床には黒大理石を使用。また、各教室は天井が高く、大きな窓が特徴。南側の教室からは広島城やそのお堀、市内中心部のビル群を望むことができ、春にはお堀の桜が美しい。また、北側の教室からは二葉山や牛田山を望むことができる。南棟と西棟にはそれぞれ1箇所ずつエレベーターがあり、身障者用トイレも各階に設置されている。校舎の設計は田崎美術館(日本建築学会賞)、大阪梅田スカイビル、京都駅などの設計を手掛けた原広司。その特徴的でシンボリックなたたずまいからアニメーションの舞台モデルとなることがあり「田中くんはいつもけだるげ」(2016年4月広島テレビ)や映画「君の名は。」(2016年)に登場する。授業は月・金は50分×6限、火〜木は50×7限の週32時間である。進路指導を最重点課題としている。進路実現に関する取り組みとしては、進路に関する個人面接を年に数十回行い、日々の勉強やクラブとの両立、進路の悩みなどの相談に応じたり、アドバイスをしている。また、進路LHRを設け、志望校についての理解を深めるなどしている。さらに、休日に教室を開放することで、生徒の自習場所の確保をしている。
出典:wikipedia
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