阪急三番街(はんきゅうさんばんがい)は、大阪市北区芝田の阪急電鉄梅田駅に併設されたショッピングセンターである。地上部分もあるが、形式的に地下街に近い(国土交通省の定義では民有地の地下にある店舗は地下街ではないとされている)。地下に人工の川があることで知られる。日本万国博覧会開幕をひかえた1969年11月30日、現在の阪急梅田駅の拡張移築とともに開業した。3階が駅のプラットホームでその下、地上2階から地下2階に渡り、さらに一階部分で間を通る道路を挟み南北に分かれる。1990年春に開業20周年と花の万博開催に準じての改装が行われた。各フロア毎にテーマ別に名前が付けられそれぞれ多数の商店が並ぶ。地下部分で梅田の他の地下街(ホワイティうめだなど)や大阪市営地下鉄梅田駅などと接続している。また同じ阪急グループの商業施設である大阪新阪急ホテルや阪急ターミナルビル(阪急17番街)、同じ阪急梅田駅高架下の阪急かっぱ横丁・阪急古書のまちも隣接する。阪急プラザ劇場(はんきゅうプラザげきじょう)は、かつて阪急三番街北館1階にあった映画館。東京の新宿プラザ劇場(2008年11月7日閉館)と並ぶ、ディメンション150(D-150)方式の大型映画館として1969年11月30日、同センターの開業と同時に開場。座席数は910席。全席指定の入替制を導入していた。開館番組の「ウエスタン」を皮切りに、「ゴッドファーザー」「007 死ぬのは奴らだ」「キングコング」「オーメン」「未知との遭遇」「スター・ウォーズ」等東宝洋画系のヒット作や大作を上映した他、「風と共に去りぬ」「天地創造」「モダン・タイムス」など名作映画の上映もまれに行っていた。15年間で187作品を上映してきたが、三番街の改装により1984年5月31日をもって閉館となった。改装後、跡地にはキデイランドと上新電機が入り、上新電機撤退後はユザワヤが進出した。1階「水族館通り」には1984年(昭和59年)から入館料無料の「かわいい水族館」が阪急三番街の15周年記念事業として設置されている。ショッピングモールの通路を利用。幅約3m、高さ1.5mの6基の水槽に150種2,000匹の規模で、沖縄県の八重山諸島や南太平洋のサンゴ礁から運んだ熱帯性海水魚や淡水魚などの熱帯魚がもとになっている。20歳以上生きている魚や、レッドテールキャットなどがいる。飼育は熱帯魚店・トロピカル水草魚園「ウエダ」が担当し、餌やりは1日3回。週1回、ダイバーが清掃し、展示を変更する。日本中の水族館を見て回った中村元 (水族館プロデューサー)が『全国唯一の通路水族館』としている。通路のリニューアルにより2016年(平成28年)8月31日をもって閉館となった。飼育されていた魚は閉館後、全国各地の水族館に移籍する予定という。一階の南北分断する道路に面して高速バスのりばが位置している。
出典:wikipedia
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