『きけ、わだつみの声 Last Friends』(きけ、わだつみのこえ ラスト フレンズ)は、1995年に東映から公開された、戦後50年記念作品である。第二次世界大戦末期に戦没した日本の学徒兵の遺書を集めた遺稿集『きけ わだつみのこえ』の、1950年に公開された『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』に続く2度目の映画化。1995年、真夏のラグビー場で仲間たちとスクラムを組んでいた鶴谷勇介は、ボールを追って相手にタックルした瞬間に意識を失い、初めて見る3人の若者に囲まれていた。若者達に手を引かれて起き上がった次の瞬間には雨に煙る神宮外苑でずぶ濡れになって行進する学生の集団の中にいることに気がついた。鶴谷が周囲の学生にどうなっているのか尋ねると、隣にいた男は「戦争に行くんだ」と答える。その男たち、勝村寛、相原守、芥川雄三はそれぞれ明大、早稲田、東大のラガーメンだった。彼は1943年10月21日に挙行された学徒出陣の大壮行会の真っ只中に身を置いていたのだった。作中では登場人物の台詞により「中国と戦争」(中華人民共和国の建国は1949年)という設定になっている。製作者側の時代考証ミスか言い換えかは不明。ただし、その台詞は現代からタイムスリップした鶴谷勇介の台詞である。また1912年に建国された中華民国の略称も「中国」である。
出典:wikipedia
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