ドコモ スマートフォン LYNX SH-10B(- リンクス)はシャープによって開発された、NTTドコモの第3世代移動通信システム(FOMA)端末である。ドコモ スマートフォンのひとつ。OSはAndroidを搭載している。シャープがNTTドコモに提供する初めてのAndroid OS搭載のスマートフォンである。クラムシェルタイプの形状で、5インチの静電容量式のタッチパネル画面とトラックボール、そして本格的なQWERTY配列のパンタグラフキーボードを有し、ネットブックとスマートフォンの中間的な位置づけのスマートブックに近い。音声での通話も可能で、イヤホンマイクやBluetoothヘッドセットを用いたハンズフリーでの通話となる。Android OSの機能であるブラウジング、google検索、Youtube、Gmail、カレンダーやアドレス帳の同期といったGoogleのクラウドとの連携やAndroidマーケットやドコモマーケットのアプリケーションの利用ができる。それとともに「mixi for SH」「twit SH」「ブログ投稿ウィジェット」など20種類のウィジェットがプリインストールされている。また液晶にはシャープ特有のベールビュー液晶機能が搭載されており、覗き見防止機能が利用できる。日本独自の機能も多く、ドコモのスマートフォンとしては初めて、ワンセグチューナーや赤外線の送受信機能、ブルーレイディスクレコーダー連携機能が内蔵されている。電話帳では、インクリメンタルサーチにも対応している。カメラは530万画素の顔検出機能、オートフォーカス対応のカメラが搭載され、バーコードリーダーや名刺リーダー、その他情報リーダーに応用が可能となっている。またメインカメラのほかに、内側カメラもある。カメラはオートフォーカスのほかに、ホワイトバランス、手振れ補正、位置情報を写真に埋め込めるジオタギング機能、連写、セピア・白黒モード、フレーム挿入機能、などがある。フラッシュは高光度方LEDフラッシュを搭載している。ROMは512Mバイトのほかストレージ用に4Gバイトが内蔵されており、SDカードがなくても、音楽や写真などを保存することができる。撮影した写真や音楽ファイルなどをワイヤレスでAQUOS機器へ転送可能なDLNAサーバ機能も利用できる。発売当初のOSはAndroid1.6であるがタッチパネルはマルチタッチに対応している。通信規格ではWiFiやHSDPA7.2Mbps/HSUPA5.7Mbpsにも対応しており高速な通信が可能である。またWiFiでは「AOSS」や「WPS」で簡単に設定できる。またNTTドコモが提供しているmopera U公衆無線LANへも簡単に接続ができる。国際ローミングサービスWORLD WINGに対応しているが3Gローミングのみとなる。ハードキーボードへはショートカットキーの割り当てができる。またキーボードのひとつに検索専用のキーが割り当てられており、それを押すことでandroidの特徴である検索ウィンドウが立ち上がる。"詳しくはAndroidを参照。"Android OSの標準的なアプリケーションとしてGoogle検索窓、Googleマップ、Google Latitude、Gmail、アドレス帳、YouTube、Googleカレンダー、Google Talk、Picasa、Google Earth、Androidマーケットなどを搭載している。Androidマーケットではこのほかに、有料、無料あわせて2010年10月時点で約10万種類以上のアプリをダウンロードし利用することができる。またドコモマーケットでもspモードアプリをはじめとした様々なアプリケーションやコンテンツを利用することが可能である。Android標準のGmailやPOP、IMAPメールが利用可能となる。Gmailやmopera Uメールを使った場合はメールはほぼリアルタイムにプッシュで着信する。発売当初はiモードメールは対応していなかったが、2010年9月1日開始のspモードが提供され、iモードメールやiモード絵文字、デコメール、デコメ絵文字が対応した。それまではiモード.netモバイルモードを使って、Webメールやアプリを使った方法で利用することとなる。ブラウザはAndroid標準のブラウザが搭載されるほか、Androidマーケットで様々なブラウザをダウンロードし利用することができる。Wikipedia専用ブラウザ、2ちゃんねる専用ブラウザなども利用ができる。
出典:wikipedia
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