レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院(レオナルド・ダ・ヴィンチのさいごのばんさんがあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエきょうかいとドメニコかいしゅうどういん)は、イタリアのミラノにある、ユネスコの世界遺産(文化遺産)登録物件。ミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァの依頼で、レオナルド・ダ・ヴィンチがサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の食堂の壁画として描いた。完成は1498年。福音書に登場する一場面として、弟子の裏切りを予言するイエス・キリストと、それを受けて動揺する弟子たちの様子を、をもって表した。縦4.2m・横9.1mの巨大なテンペラ画である。一点透視図法が用いられ、あたかも絵の奥のほうまで食堂がつながっているかのような錯覚を観る者に起こさせる、いわゆる錯視的演出が施されている。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、ルネサンス様式を見せる。聖堂の身廊部はドミニコ会の修道士ソラーリによって1465年から1482年の間に建立されたといわれ、その後を引きついだブラマンテが交差部および後陣の作成にあたった。また、ブラマンテにより後陣横に3つ目の回廊などが付け加えられた。地下鉄カドルナ駅、コンチリアツィオーネ駅もしくはノルド鉄道のミラノ・カドルナ駅が近い。カドルナ駅はターミナル駅のため、路面電車やバスなども頻繁に停車する。『最後の晩餐』を見学するためには有料の事前予約が必要。カドルナ駅からは徒歩8分。
出典:wikipedia
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