『火の記憶』(ひのきおく)は、松本清張の短編小説。『三田文学』1952年3月号に『記憶』のタイトルで掲載、のちに現在のタイトルに改題・改稿の上、『小説公園』1953年10月号に再掲載、1955年8月に短編集『悪魔にもとめる女』収録の1編として、鱒書房(コバルト新書)より刊行された。木々高太郎の勧めに応じて、『或る『小倉日記』伝』と同時期に書かれた作品。1961年・1978年にテレビドラマ化されている。交際の末、頼子は高村泰雄と結婚することにした。ただ、泰雄の戸籍謄本に父失踪と書かれていたことが少し気にかかった。兄の貞一も事情を泰雄に訊いたが、それ程問題になることではない、として済んでいた。2年後、やっと話す決心になったという風で、泰雄は事情を頼子に打ち明ける。泰雄は「失踪」の真相を追跡しようとしていたのだった。だが…。1961年5月1日、TBS系列の「ナショナル ゴールデン・アワー」枠(20:30-21:00)、「松本清張シリーズ・黒い断層」の1作として放映。「松本清張シリーズ・火の記憶」。1978年10月28日、NHKの「土曜ドラマ」枠(20:00-21:10)にて放映。視聴率13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。原作の松本清張が出演した。
出典:wikipedia
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