ナスカド大学(NSCAD University)は、1887年に創立されたカナダノバスコシア州ハリファクスにあるアートとデザインの公立大学である。一般にはナスカド(NSCAD)、またはノバスコシア・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン(Nova Scotia College of Art and Design)として知られている。1887年にによって創立された美術大学である。学生数は学部生約950人、大学院生約30人、のべ980人が学ぶカナダ東海岸では最大の美術大学。校訓は「」(「思考、情熱 そして 手」)。100年前の印刷機から最新の3Dプリンターまで新旧の設備を有し大学教授陣から小規模クラスならではの質の高い教育が受けられる。Head, Heart, and Hand(「思考、情熱 そして 手」)。女子学生の割合が74%を占めカナダで二番目に女子学生の比率が高い大学になっている、それもあってかフェミニストが多い。(2013年時点)カナダの三大美術大学の中の一つでカナダ東海岸最大の都市ハリファクスにある。通称ナスカド大学。創設者はミュージカル『王様と私』のモデルとなったイギリス人教師。125年以上の歴史を持つカナダで最も古い大学の一つ。また (AICAD) の一員でもある。地元の小さな美術学校として歴史を刻んできたが、1970年代最先端のコンセプチュアル・アートのリーダーとして飛躍の時を迎え、現代芸術作家達を輩出した。グループ・オブ・セブン (カナダ)の一人も大学の初期に学長を数年間務めた。また、1972年にアンディ・ウォーホルに名誉学士を授与した翌年には誌にて北米で最も優れた美術大学であると評価され最先端のアートスクールとして黄金期を迎えた。1980年代初頭にはソニックユース () が来校し講義とコンサートをNSCADのカフェテリアで行った。その後、工芸やデザイン分野に力を入れ世界的にも知られるようになり、近年は広告、プロダクトデザインなどの商業分野や映像などメディアアーツへの拡大を進めている。しかし、ポートキャンパス購入後の学校の経営状態が逼迫し財政面に不安が出た為、ダルハウジー大学に吸収合併される話が出ていた。2012年に学長代理にダニエル・オブライエンを迎え、オブライエン学長代理の元、大学の構造改革に取り組んだ。その結果、ハリファクス市内の他大学との提携強化や地元の名士,篤志家などの協力もあり少しずつではあるが財政を再建しつつある。2014年秋よりオブライエン学長代理に代わりダイアン・ギアリングが新たな学長に就任した。ギアリング学長はアートとデザインに精通、カナダ、アメリカ、イギリスなどでの学校運営の経験も豊富であり彼女の手腕が期待されている。2015年6月、大学は16人の大学職員の解雇を決定した。彼らは学生の大学生活を円滑に進めるために必要な職員だったが、大学運営側は州のサポートも削減される昨今の財政面の危機によりこの決断を行った。大学は学生生活の質よりも大学の運営維持を取った形の苦渋の決断になった。ハリファックス市街に3つのキャンパスがある。どのキャンパスもハリファクス市街にあり、塀で囲われているのではなく町と調和して存在している。3つのキャンパス共、アクセスカードを使用することで24時間いつでも使用できるようになっていて、学期末には作品の制作に生徒が泊まり込みで作業を行うこともよくある。現在は海に面したポートキャンパスと歴史ある建築を校舎に使用しているグランビルキャンパス、そしてアライアンス・アトランティス・アカデミーの3つの校舎で授業を行っている。NSCAD大学出版は1972年に学内に設立された出版部である。1972年から1987年までに26タイトルを出版した。2002年に再開されて現在に至る。NSCADの学生が発行している新聞1997年度卒業生のカレン・コンズクによってデザインされたステンレス製で、NSCAD大学のスクールカラーの紫をパウダーコートによって装飾した卒業リング。内側には公式ではないが大学の名前とモットーの一つである”私は決して退屈な芸術作品は創作しない。”とラテン語で刻み込まれている。 卒業生の同窓会組織として創立された。卒業後は少ないながら卒業生だけの保険やローンの割引制度、図書館利用許可や就職斡旋などの特典が受けられる。日本の大学では、京都市立芸術大学と提携し、交換留学生が学んでいる。この記事の初版はウィキペディア英語版の記事に基づいている。以下は翻訳時点でそこに掲出されていた文献である
出典:wikipedia
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