嘉麻市バス(かましバス)は、福岡県嘉麻市にて運行しているコミュニティバスである。山田市・嘉穂町・稲築町・碓井町が2006年に合併して嘉麻市となった際、それまで山田市が運行していた山田市バスと嘉穂町が運行していた嘉穂町バスを嘉麻市が継承したものである。いずれも西鉄バス(西鉄バス筑豊)が運行していた路線を廃止したことに伴い、代替として運行開始された。嘉麻市発足後に制度の統合が図られ、料金が統一されたが、路線体系は旧山田市を中心に運行する「山田バス」と旧嘉穂町を中心に運行する「嘉穂バス」に分かれている。道路運送法第78条・第79条の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送である。一部の区間はフリー降車制となっている。2003年4月1日に西鉄バス筑豊伊田支社(現在は西鉄バス筑豊田川支社に統合)が運行していた後藤寺 - 上山田間の路線のうち、坂谷(田川市猪国) - 上山田間の山田市内区間が廃止されたため、山田市が代替として乗合タクシーを運行開始した。翌2004年4月1日に西鉄バス筑豊大隈支社(現・西鉄バス筑豊大隈車庫)が担当していた山田市内・嘉穂町内の路線の大半が廃止されたため、代替として山田市では山田市バス、嘉穂町では嘉穂町バスを運行開始した。2006年3月27日に嘉麻市が発足した際は旧山田市・旧嘉穂町がコミュニティバス運行開始時に制定した「山田市バス条例」および「嘉穂町地域路線バス事業の設置等に関する条例」に基づき合併前の体系で運行していたが、2008年4月1日に嘉麻市バス条例を施行し、それまで150円から300円の区間制であった嘉穂バスの運賃を山田バスと同様の100円均一として運賃を統一し、あわせて路線が再編された。2011年6月1日には同年4月1日付で実施された西鉄バス筑豊大隈車庫の路線整理により稲築地区のみを運行する稲築線が運行開始した。それぞれの路線は以下の通りである。西鉄バスの代替を目的に運行開始されたが、現在では西鉄バスが運行されていなかった地域でも運行されている。日祝日・盆(8月13・14・15日)・年末年始(12月29日から1月3日)は一部を除き運休する。※括弧内は一部便のみ経由、A/BはAかBの選択経由主に旧山田市中心部の上山田駅跡に建てられた生涯学習館を基点として、旧山田市内を中心に運行される。路線1は旧山田市域と碓井庁舎(旧碓井町役場・本庁舎)を結ぶ路線、旧山田市域と桂川町の桂川駅・嘉穂総合高校を結ぶ路線もある。路線2は田川市南端部の坂谷バス停が終点で、田川市コミュニティバスと接続している。路線7は旧稲築町域を循環する路線で、旧山田市内は通らないが山田バス扱いとなっている。日祝日・盆・年末年始は路線1の西牛隈 - 生涯学習館 - 熊ヶ畑間と路線2が平日より少ない便数で運行され、他の区間・路線は運休する。主に旧嘉穂町中心部の夢サイトかほを基点として、旧嘉穂町内を中心に運行される。旧3市町相互間を結ぶ路線も嘉穂バス扱いとなる。日祝日・盆・年末年始はすべて運休する。路線5はこれに加えて土曜日も運休する。嘉麻市内(坂谷を含む)で乗降する場合は100円均一(小学生50円、障害者等とその介護者は半額)。桂川駅・嘉穂総合高校で乗降する場合は300円(小学生150円、障害者等とその介護者は半額)。小学生未満は無料。定期券は一般・通学・小学生の区分で、それぞれに1か月用・2か月用・3か月用があり、またそれぞれに嘉麻市内区間専用のものと桂川駅・嘉穂総合高校で乗降できるものの区分がある。他に高齢者用(70歳以上)に市内専用の6か月定期がある。回数券は100円券12枚綴りと50円券24枚綴りとがあり、いずれも1,000円である。三菱ふそう・ローザ、日産・シビリアン、日野・リエッセII、トヨタ・ハイエース等が使用される。当初は嘉穂町バスでは三菱ふそう・ローザ、山田市バスでは初代ポンチョを使用していた。
出典:wikipedia
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