鶏塚古墳(にわとりづかこふん)は、栃木県真岡市京泉にある、古墳時代後期後半のものと推定される円墳で、栃木県指定の史跡。真岡市の北方、五行川左岸の沖積地にある京泉(きょうせん)地区一帯にはかつて17基から成る「京泉シドミ原古墳群」(文献によっては「京泉シトミ原古墳」とも記述されている)が形成されていた。しかし宅地化や耕地整理に伴い多くの墳丘が削平されてしまい、現在残るのは半壊以上のものも含め8基のみとなっている。その中でも最も大きいのが「鶏塚古墳」と呼ばれるもので、シドミ原古墳群の中では13号墳とされている円墳である。「鶏塚古墳」の名前の由来は後述の「鶏形埴輪」が出土したことによる。古墳時代後期後半の6世紀末頃に築かれたと推定され、大きさは2006年現在で東西約22m、南北約18m、高さ約2.5m。石室は長さ(奥行き)5.68m、幅は入り口付近が0.81m、奥が1.58m、高さは1.2 〜 1.5m程度。墳丘はかなりの部分が削られており原型を留めてはいないが、河原石を積み上げた側壁を持つ横穴式石室は入り口付近をケヤキの根に覆われているものの綺麗な状態で残されており、見学も出来るようになっている。良く形状を捉えた「鶏形埴輪」や陰部を露出させ赤く彩色した埴輪の「女性像」など、芸術的評価も高い貴重な出土品が多くあり、上記の出土品は全て東京国立博物館に収蔵されている。〒321-4406栃木県真岡市京泉(真岡市北運動場近く)()
出典:wikipedia
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