『カラフル』("Colorful")は、森絵都の小説『カラフル』を原作とするサンライズ制作のアニメ映画で、2010年8月21日より全国東宝系で公開された。2000年に実写映画化もされた、森絵都の小説『カラフル』が原作である。監督は原恵一、制作はサンライズによる。『カラフル』のアニメ映画化の企画は、サンライズの内田健二社長から原に提案されたもので、原がサンライズと仕事をするのは本作が初めてだった。また、主役を演じた冨澤風斗は原の監督作『河童のクゥと夏休み』のクゥ役に続いての起用であった。キャッチコピーは「あなたは一度死にました」「ただいま、サヨナラした世界。」「もう一度、人生やり直してみませんか?」。2010年6月17日からフジテレビのみで、5日間連続のミニ特番『豪華キャストが彩る世界』が放送された。同年8月17日以降、関西テレビ他(一部地域は遅れネット)で、メイキング特番『かつて中学生だったあなたへ』が放送されている。「僕」は一度死んだはずだが、天使に「抽選にあたりました!」と言われ、生まれ変わり「小林真」という中学生としてもう一度人生をやり直すチャンスを与えられる。そして、小林真として生活が始まるのだが、さまざまな困難が立ちはだかった。このほか合唱曲「COSMOS」、アンジェラ・アキの「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」と、はしだのりひこの「風」が劇伴音楽として使用されている(「風」はメロディーのみ)。東京都世田谷区の等々力や二子玉川付近が舞台とされており、等々力駅や二子玉川駅、高島屋玉川店などが実名で登場している。公開前の2010年7月には「地元」の東京都市大学附属等々力中学校で在校生を対象とした試写会が開かれ、原監督やメインキャストが挨拶をおこなった。この中で原は「自転車で来られるぐらいの距離に住んでまして、身近な場所で作ってしまおうと思ったんです。取材も簡単だから」と舞台に選んだ理由を話している。なお、二子玉川駅前や周辺の高層マンションは再開発や建設が進められていた当時(主に2008年から2009年頃)の情景がそのまま使われており、公開時点ではすでに変わってしまっていた箇所も存在する。本作では小林真が自殺したのは「10月11日」で、作中でも秋から冬にかけての風景が描かれている。作中には11月1日が土曜日となっている11月のカレンダーが描かれる場面がある。2011年4月20日に発売。Blu-rayとDVDでのリリース。発売元はアニプレックス、販売元はソニー・ミュージックディストリビューション。
出典:wikipedia
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