御坂 美琴(みさか みこと)は、鎌池和馬作のライトノベル『とある魔術の禁書目録』に登場する架空の人物。同作品におけるヒロインの一人であり、外伝『とある科学の超電磁砲』の主人公。担当する声優は佐藤利奈(アニメ版、ドラマCD版、ゲーム版共通)。学園都市に住む中学生の少女。常盤台中学2年生。学園都市第3位の超能力者(レベル5)。能力名の「超電磁砲(レールガン)」は通り名でもあり、作中ではよく「(常盤台の)超電磁砲」と呼称される。また、「常盤台のエース」と呼ばれることもある。住居は第7学区・『学舎の園』外部にある常盤台中学女子寮208号室。実家は神奈川県にある。特徴的な口調や語尾などは特にない。見目麗しく、化粧がいらない程度には整った綺麗な顔立ちであり、肩まで届く短めの茶髪に花飾りのヘアピン(6巻、アニメ版では2期以降)を付けている。校則により休日でも制服着用義務があるために服装は常に常盤台中学の制服で、スカートの下にはクリーム色の短パンをはいている。アニメ版や漫画版等のメディアミックス作品において、幼少期にはアホ毛が描写され、成長期には前髪として描写されている。自身の胸の成長に関してコンプレックスがあり、豊胸のために努力を続けている。竹を割ったようなサッパリとした勝気で活発な性格。飾らない直情的な言動が目立ち、親しい者とはタメ口など(布束には初対面だったため蹴りを入れられた)のくだけた態度で接するものの、良識はきちんと弁えており、人格破綻者揃いのレベル5の中で唯一まともな常識人と評されている。ただ、助けてもらっても礼も言わず、文句を言ったりする(不良に絡まれている時に助けにきた上条や黒妻などに対して)。非常に正義感が強く、また真面目な努力家でもある。黒子によると、一見乱暴で雑に見えるが振る舞いは礼儀・作法・教養・誇りを全て理解した上で形を崩した物に過ぎないといい、「優しすぎる」とも評されている。普段は上品とは言い難い振る舞いが多いが、バイオリンの演奏を得意とするなどの一面も持ち合わせる。また、小動物やマスコットなど、かわいらしいものを好むが、後述する能力の特性ゆえ、小動物に怖がられて近付けないために落ち込むことが多い。「絶対能力進化計画」などの時のように自分自身の問題について抱え込んでしまう傾向にある。「魔神」との圧倒的な実力差を目の当たりにしてからはさらに思いつめるようになり、上条の隣に立つため新たなステージを模索して魔術に手を伸ばし、去鳴は「じきに大きく踏み外す」と警鐘を鳴らしている。幼少期、小学校にあがる頃から学園都市に住んでいるようで、この頃に筋ジストロフィー治療の研究として自身のDNAマップを提供するが、これが後に「妹達(シスターズ)」誕生のきっかけとなる。現在は名門の常盤台中学に在籍しており、黒子とは同室である。常盤台の規則的な生活に従っているものの、たまに黒子と結託して門限や私物検査などを誤魔化したりしている。故障して美琴のお札を「飲んだ」自販機に蹴りを入れて無銭でジュースを飲んだり、コンビニでの漫画雑誌の立ち読みを日課にしていたりとお嬢様らしからぬ生活態度が多い反面、2千円のホットドッグを物ともしていない、着替えのためにホテルを借りるなど金銭感覚はお嬢様然としている。戦闘能力の高さや性格などから、しばしば周囲で起きる事件を解決するために行動し、能力者と交戦したりする。黒子には一般学生であるのを理由に慎むよう諌められているが、実際は黒子ら友人達と協力して奔走することも少なくない。元はレベル1の能力者だったが、数々のカリキュラムをこなし中学入学後、12歳でレベル5の第3位にまで登りつめた功績は教育指導の模範とされている。また、普通の中学よりも程度の高い授業内容をこなしており、18桁のパスコードを一度聞いただけで暗記し、英語・フランス語・ロシア語・イタリア語のほかにもいくつかの言語を不自由なくコミュニケーションや読み取りが可能で、勉学も非常に優秀。また、学園都市の住人らしく科学的な常識が染み付いており、オカルトや非科学的な事象を信じていない。超電磁砲SSも含めると、上条当麻との闘いを含め、幾度か魔術師やその霊装と対峙し直接戦闘しているが、その際も外部の「原石」によるものなどと科学的に解釈し納得してしまい、「新約」3巻で魔術の存在を科学サイドの法則では説明できないものらしいと理解しつつも根本からは認めていない。レッサーからはその思考回路を指して「ガッチガチの科学脳」と揶揄されている。少女趣味的な一面があり、「ゲコ太」や「キルグマー」などのキャラクターに愛着を持ち、下着やパジャマを選ぶセンスは黒子をはじめ友人から子供っぽいと言われている。またロマンチックな表現を好み、繊細な恋愛映画の愛好家でもある。上条とは本編開始より1ヶ月ほど前に、不良に絡まれていた所を彼が助けに入る形で出会った。その際に自分の能力を打ち消されたことからレベル5のプライドを傷つけられたとして目の敵にしていたが、「絶対能力進化実験」の阻止以降は恋心を抱いた行動を取るようになる。その後上条とテッラの会話を携帯電話で偶然聞き彼の記憶喪失を知り、後にそのことを知ったと打ち明けたが、逆に彼の信念を打ち明けられたことで彼への恋愛感情を自覚する。現在ではそれが美琴の大きな行動原理となっている。自分に憧れを抱き強引にルームメイトとなった後輩の黒子には友人兼パートナーとしては信頼しているが、彼女の過剰なアプローチにはたびたび電撃の制裁を与えている。彼女を介して知り合った初春飾利と佐天涙子とも良好な友人関係を築いているが、「絶対能力進化実験」などの暗部の事情には巻き込まないよう配慮している。初めて婚后光子と出会った際には、お互い名前も知らない初対面にも関わらずすんなり友達と呼べる仲になった。また、友人関係を派閥の繋がりと勘違いしていた婚后に対して、友達は派閥を作らなくても自然と繋がっていくものと諭している。学校では上下を問わず尊敬の眼差しを向けられており、皆から慕われている。それゆえ、輪の中心に立つことは出来ても輪に混じることが出来ないため、特定の派閥には加わっていない。同じく常盤台中学に通うレベル5の食蜂操祈とは、様々な面において正反対で互いに犬猿の仲。彼女の陰湿な能力の使い方故に信用しておらず、また食蜂も美琴が派閥に属していないにもかかわらず(本人の知らないところで)少しずつ勢力が拡大していくことを快く思っていない。バストに絶望的な格差があることもコンプレックスとなっている。母・美鈴との親子仲は良好で、美鈴の容姿も合さって傍から見ると姉妹のように見える。「妹達」とは実験阻止以降も交流を続けているが、打ち止めの存在を知っているかは不明で、9月30日に目撃した際は特に反応を示すことはなかった。一方で実験を主導していた統括理事長アレイスターにとっては「妹達」の方が計画にとって重要度が高い存在と見られており、状況によっては切り捨てることも視野に入っている。「絶対能力者進化実験」にて衝突した一方通行とは新約3巻にて「お互い加害者」という共通認識の元、戦時下で共闘した。7月1日、デモンストレーションで「ショッピングセンター」に赴き、その裏で進行していた学園都市へのテロ計画をレッサーらと協力して解決する。7月18日に「連続虚空爆破」事件を解決したのをきっかけとして「幻想御手」の真相を探るべく行動し、木山春生が犯人だと突き止める。そして「多才能力」を操る彼女を倒し、その直後出現した「幻想猛獣」を撃破し事件を終結させる。8月上旬に発生した「ポルターガイスト」事件とその裏で行われていた非人道的な実験の解決に尽力している。8月15日、自分のクローンである「妹達」の存在、さらに彼女らが非道な実験に利用されていることを知る。 一方通行が「妹達」を惨殺する現場を目撃し、一方通行に戦いを挑むもまるで歯が立たなかったが、間一髪のところで事無きを得る。その後、布束砥信と協力して実験を阻止すべく、暗部組織「アイテム」による妨害等を退けながら非合法の実験を繰り返す施設を破壊したが、全く実験が止まらない絶望的な状況に打ちひしがれる。最後の手段として、実験の前提を逆手に取り自らの命でもって「妹達」を救おうとしたが、実験の存在を知った上条の活躍により8月21日を以て実験は凍結された。8月下旬、身元不明の少女・フェブリを預かったことをきっかけに暗部組織「スタディ」の陰謀を知り、黒子や「妹達」を含めた多くの人々との協力でこれを阻止。組織に利用されていた布束とジャーニーを救出する。9月3日、広域社会見学で学芸都市に赴き、学芸都市を攻撃しようとする魔術結社「翼ある者の帰還」と対峙し、これを阻止する。9月上旬、「樹形図の設計者」の「残骸」が回収されたという情報を掴み、実験再開を阻止するため結標淡希らと幾度か交戦し、9月14日に独自に事件を察知し結標に挑んだ黒子を上条と協力して救出する。大覇星祭2日目、前日から行方不明になっていた御坂妹を追う過程で食蜂から、妹達が幻生に狙われていると聞き一時的に共闘する。その際ミサカネットワークから強制的に莫大な力を流し込まれ絶対能力者になり掛けるが、上条らの尽力でことなきを得る。9月30日には大覇星祭での賭けによる勝利で罰ゲームとして上条と携帯電話のペア契約を結び、その日の夜に友達を助けるために戦うという上条とインデックスを察して2人に協力した。10月下旬の第三次世界大戦では、学園都市暗部が企てた上条の殺害計画を阻止。上条が騒乱の中心であるロシアにいることを突き止めると自身もロシアへと向かう。偶然遭遇した「妹達」の1体10777号と行動を共にし、上条がいる「ベツレヘムの星」を破壊しようとしたロシア軍の核ミサイル発射を阻止した。その後、上条の元まで辿り着き救出を試みるも寸でのところで断られてしまう。その後、北極海沿岸で彼の携帯ストラップの残骸を発見し回収する。11月5日、上条と再会し、回収した携帯ストラップを渡す。11月10日、上条らと共にハワイに向かい、魔術結社「グレムリン」と交戦した。一端覧祭では、フロイライン=クロイトゥーネを狙う聖人ブリュンヒルドと交戦し、上条を援護した。『人的資源』プロジェクトの際には、食蜂と共に(正確には上条を追う食蜂を追いかける形で)『博覧百科』に駆けつけ、『ヒーロー』達と交戦した。グレムリンの総攻撃では上条に無理やり同行する形で東京都心部に向かい、襲撃で仲間と分断されたのちにインデックスと共に上条と合流し、フレイヤの「地の底這う悪竜」を撃破する。その後、「船の墓場」に乗り込むが、直後に上条が突如オティヌスの側についた真意を問いただすべくビルンで学園都市から送り込まれた150機のファイブオーバーをハッキングし、彼と戦う。交戦する中で、上条のオティヌスに見せられた「しあわせな時代」を壊して元の世界に戻ったという話を自身の論理で打ち破り、彼に初めて勝利する。その後、上条たちを見逃し、ハッキングから制御を取り戻したファイブオーバー達を相手に戦闘を始める。12月1日には食蜂と共にクリスマスに寮から脱走する計画を立てる。12月3日には、食蜂との熾烈なトントン相撲に勝利してとある高校に向かう権利を勝ち取るが、そのせいで上条と共に僧正から逃走することとなる。上条のサポートに徹し黒子たちへの伝手を利用して学園都市への被害を最小限にとどめるために必死で尽力したものの、学園都市最高峰であるはずの自分の能力自体は魔神に対してまるで通じず他の魔神たちからも完全にいないものとして扱われたことで絶望を感じるが、彼の励ましでかろうじて踏みとどまる。しかし、学園都市に向けてアローヘッド彗星が落下を始め、自身の能力では絶対に対処できないことを悟ったうえで「幻想殺し」から溢れ出す「何か」が彗星を迎撃しようとするのを目撃し、彼が生きる世界とのあまりの隔たりに強いショックを受ける。12月4日には上条勢力の一人ということで去鳴から襲撃されるが、暮亞が介入したことで中断された。その翌日、木原唯一に追われる上条たちを助けるため、魔術の行使によるダメージを負いながら「対魔術式駆動鎧」を装備して敵を撃退した。12月7日にはエレメントに襲われていた上条を救出し、常盤台中学に保護する。その後の作戦でも実働部隊として動くが、母校に帰還した際にハンガーを破壊しに来ていた唯一と遭遇、交戦するも彼女のA.A.A.の前に敗北する。戦闘は基本的に能力を用いた様々な攻撃によって行う。遠距離攻撃が中心だが、後述の砂鉄の剣など近接攻撃による白兵戦も得意。身体能力は女子中学生としては高いほうで、「風紀委員」で訓練を受けている黒子を圧倒するほど。周囲の物を活用し戦術に組み込むなど機転にも優れている。また肉弾戦においても、「暗部」で殺し合いを経験してきたフレンダ相手にほぼ互角に渡り合うほどの体力もある。殆どの場合は相手を無力化させるに留めるよう戦い、行き過ぎた暴力や致死レベルの攻撃は行わない。有する能力はレベル5の発電系能力「超電磁砲(レールガン)」。発電能力における最高の能力であり、他の同系統能力者とは別格の強さを誇る。後述のように多彩な攻撃技や様々な応用も利くオールラウンドな能力である。基本となる攻撃は速度と連射性に優れた直接電気を放出する電撃。作中ではよく高圧電流の槍を投げつける「雷撃の槍」を使用しており、最大電圧は10億ボルト。落雷を発生させることも可能。磁力を操作することで、周囲の鉄を含む金属を意のままに動せる。これにより盾のように組み固めて相手の攻撃を防御したり、建材や瓦礫を集めて足場を作成したり、鉄筋や鉄骨などを使用した構造物の壁を自由に歩いたりなど幅広い応用が利く。さらに、地中の砂鉄を操って、表面を振動させて物体を切断し形状や長さが変化する「砂鉄の剣」や、津波のように地表を呑み込ませたり、竜巻のように突き上げるといった攻撃も可能。直接的に電気信号や電子を操作することで、電子機械に対する高度なハッキング(クラッキング)を可能としている。それにより駆動鎧などの精密機械を自在に操作することが可能で、新約15巻以降は木原一族から鹵獲したA.A.A.を主に使用している。また、磁力線が目視できるなど電磁気関連においては高い知覚能力も有し、AIM拡散力場として常に周囲に放出している微弱な電磁波からの反射波を感知することで周囲の空間を把握するなど、レーダーのような機能も有している。『超電磁砲』では偶然にも電気信号の回線が生じて木山の記憶を垣間見たこともあった。フレンダの設置した死角から飛来してくる陶器爆弾の破片を目視することなく防ぐなど、防御性能も備わっていることが描写されている。他にも、誘導加熱の原理による物体の加熱、自身に電磁加速を与えることでの一時的な走力向上、限定的な状況ではあるが電磁力による空中浮遊や、空気中の水分子をブースターのように展開しての飛行なども可能。また、電気に対して耐性があり、スタンガンや同系統の能力をある程度は無効化でき、『超電磁砲』では能力の根本が似ている麦野の「原子崩し」を捻じ曲げて見せた。 また美琴は体内の生体電気を直接制御できるため、体内の水分制御をすることで間接的に生体電流を操作する第五位の「心理掌握」を無効化することができる(食蜂はこれを「電磁バリア」と呼んでいる)。能力を継続して使用し続けると、ほぼ全面的に能力が使用できなくなる状態に陥る。立っていることもままならなくなり、本人曰く「電池切れ」。なお、作者の鎌池は「電気だけを吸収する能力者が現れると負けてしまう」と語っている。前述のように微弱な電磁波を無意識に放出しているため動物から嫌われやすく本人は辟易している。また、能力がスタンダードであるがゆえに、自分より地力が上の相手にはほぼ勝てないとのこと。大覇星祭編にて木原幻生によって強制的に絶対能力に上げる実験で容姿が変化した。安定した絶対能力者にすることは不可能であるため、53%の段階で別次元の存在となり、絶対能力者となった瞬間に破滅するとされている。第一段階(Phase 5.1)は髪の毛が逆立ち、2本の巻き角が生え羽衣をまとった雷神のような姿となる。通常時よりはるかに強力な電撃や電磁力を操り、わずか2%の時点でも窓のないビルを覆い尽くすほど巨大な落雷を発生させられる。第二段階(Phase 5.2)になると、角が合体して第三の目を作り出し、「濃縮されたエネルギーの塊」でできた翼を振るう。第三段階(Phase 5.3)になると角が頭部から分離、頭上に天使のような輪が現れ肩から上が影の様なものに覆われる。この段階になると、異世界からエネルギーを自在に引き出すことが可能となる。作者の鎌池によると、「作中において強さの階級(ヒエラルキー)を分かりやすく示す存在」として考え出されたのが美琴であり、「強力かつ多彩な攻撃力の能力を持つという落ちこぼれの上条とは真逆なキャラクターにもかかわらず上条には敵わない」状態によって上条の特殊性を浮き彫りにしようと考案され、初期の美琴がエリート志向の強い嫌味なキャラだったのも上条との対比のためであるとのこと。また、「シリアスからコメディまでどんなシーンにいても違和感なく書きやすいキャラクター」であり、作中では一方通行と並んで「時間の経過とともにメンタルが急速に変化・成長していくキャラクター」であるとも語っている。構想段階ではロングヘアを想定しており、束ねた髪をレールにして超電磁砲を撃つという案もあったものの、髪型がインデックスと被るとの理由であえなく没になる。作中で多用される「前髪から火花が出る」という演出はその名残だという。鎌池によれば、美琴は能力が性格の支えになっており敗北すると心が折れてしまうのではないかという懸念があり、美琴をなかなか負けさせられないという。美琴を負けさせるには、要は電気を吸収する能力者を新しく作ってしまえばいいが、美琴がどうやって立ち直るかのプロセスを描くのがとても難しく、負けさせるのは重大事と話している。また「上条は美琴の根幹に関わるキャラクターであり、その場にいなくても美琴の中で息づいている」といい、美琴は基本的に感情の波を動かしづらいが、上条がいると全ての感情が出せるので、上条は美琴を動かす起爆剤になる。上条が見ているというだけで美琴の完璧な像を崩すことが出来る。俗に言う「チョロい女」だが、そこも含めて好き勝手なことが出来るキャラクターと語っている。宝島社によるこのライトノベルがすごい!2010年度から2014年度の「好きな女性キャラクター部門」において5年連続の第1位を獲得した。3年以上の連続1位は「男性キャラクター部門」とあわせても史上初である。
出典:wikipedia
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