おねえさん(御姉さん/御姐さん)とは通常は日本語で、傍系2親等の年長の女性すなわち姉に当たる女性に対して、彼女の弟や妹が呼びかける際の最も一般的な呼称である。実姉弟や実姉妹の場合、「お姉さん」(場合によっては、親しみをこめて「おねえちゃん」「ねえさん」「ねーね」「お姉さま」「姉上」と呼ぶこともある)と表記するのが適切と思われる。なお、年少者である妹に対しては対になる呼称はない(これは弟に対しても同様)。また、親が年長の女性の子供に対して彼女にとって弟や妹になりかわったように呼びかける場合に用いる。姻族であると血族であるとに限らず、弟妹、義弟、義妹からの呼称であると同時に自称として用いる。このほか、おおむね小学校高学年から20代までの若い女性を指す一般語として用いられる。子供に対して若い女性が呼びかける一人称であるとともに、子供が若い女性に対して呼びかける二人称でもある。子供から見ると20代や場合によっては10代後半の女性も「おばさん」世代と区別が付きにくいことがあるが、20代以下の、特に独身の女性は“おばさん”の語が持つ年長感、所帯じみた感じを嫌う傾向が強い。また30歳代以上であっても“おばさん”と呼ばれることに不快感を持つ女性もおり、これらの年代の女性は子供から“おばさん”と呼びかけられ、「おばさんじゃないでしょ、おねえさんと言いなさい。」と目くじらを立ててたしなめると、叱られた子供からは「何やねん、このおばさん…」と怒られた理由が分からず当惑されることもある。また、おねえさんと呼ぶと「お世辞でしょ!ムカつくわ」と怒る一方、おばさんと呼ぶと「誰がおばさんやねん!失礼やわ」と怒るという、どっちにせよ怒る女性もいるので注意が必要である。また逆に30歳代の女性に対し、子供をつれた同年輩の女性が気を使って「お姉さんが...」と言うことにわずらわしさを感じるとする意見もある。「お姉さん」とは一般に女性に対する呼称として用いられており、必ずしも年齢的に該当しない場合も用いられる場合がある。例えば中年、初老の旅館の仲居や女性の給仕を呼ぶとき「おねえさん」「おねえちゃん」と呼ぶことがある。ただしこの用法は若いときから「おねえさん」と呼ばれ慣れない立場の女性(教師、女医、女性議員など)に用いる場合、ユーモアと解されない場合、激しい反発を受ける危険性がある。
出典:wikipedia
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