本項ではサクラの種を列記する。日本には江戸時代までに栽培品種を含め300種を超えるサクラが存在していたとされ、現在では600種を越えるとされる。なお、群はおおよそ亜節に相当する。ヤマザクラに類する品種の桜の総称。日本列島および朝鮮半島に分布する。葉が花と同時に開く。代表種は ヤマザクラ。エドヒガンに類する品種の桜の総称。日本と日本から持ち込まれ朝鮮半島にかけて分布するエドヒガン、台湾に分布するムシャザクラ、中国に分布する"P. changyangensis" Ingramの三系統があり、いずれも萼(がく)の下部に球状のふくらみがある。枝垂桜は、形の面白さから多数の園芸品種が存在する。代表種は エドヒガン。マメザクラに類する品種の桜の総称。マメザクラに類する系列とタカネザクラに類する系列に大きく分けられる。低木もしくは小高木で、実は黒く結実する。欠刻状重鋸葉が特徴。代表種はマメザクラチョウジザクラに類する品種の桜の総称。低木もしくは高低木で、多雪地帯でよく見られる。押し葉を作ると芽の部分が黄変するという特徴がある。代表種はチョウジザクラ。ヒカンザクラに類する品種の桜の総称。中国の冬桜花、チベットのヒマラヤザクラなどが野生種にあたり、1月から3月にかけて緋色の花を咲かせる。代表種はカンヒザクラ。ミヤマザクラに類する品種の桜の総称。中国南西部を中心に5種と、日本に1種分布しており、日本産のものは中国産のものとは別種と考えられている。低木、小高木または高木で、若木は有毛の物が多い。代表種はミヤマザクラ。シナミザクラに類する品種の桜の総称。中国南西部に7種が分布している。代表種はシナミザクラオオシマザクラ、ヤマザクラ等を元に作り出したと見られる一連の品種を総称してサトザクラと呼び、それに類する桜の品種を総称してサトザクラ群と呼ぶ。また、人が作り出した園芸品種を総称してサトザクラ類にする場合もある。サトザクラ群は違った群の桜などを掛け合わせて作られたものであり、どの群でもないと考えられている。イヌザクラ、ウワミズザクラなどもサクラの名を持つが、花は小さく、花序は総状につくので見かけは大きく異なる。サクラはサクラ属サクラ亜属だが、これらはサクラ属ウワミズザクラ亜属に含まれる。
出典:wikipedia
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