『レッド・デッド・リデンプション』 (RED DEAD REDEMPTION) は Rockstar Games より2010年に発売されたアメリカのゲームソフト。20世紀初頭、西部開拓時代の名残が色濃く残る近代アメリカを舞台にしたオープンワールドのアクションアドベンチャーゲーム。頭文字を取ってRDRと略される。北米では2010年5月18日に発売され、日本では10月7日に発売された。また、2012年1月19日には全てのダウンロードコンテンツを収録した『レッド・デッド・リデンプション コンプリートエディション』が発売された。1910年以降のアメリカ合衆国南部とメキシコを舞台としたアクションゲーム(物語終盤では1914年以降を舞台としており、ゲーム内の新聞ではヨーロッパで戦争が始まった事などが報じられている)。元義賊の主人公、ジョン・マーストン (John Marston) となってこの世界を生き抜いていく。世界設定に関してはガンアクションゲーム『レッド・デッド・リボルバー』と同じだが、開発陣は思い切った進化が必要との判断から、ゲームシステムは同社の『グランド・セフト・オート』のようにオープンワールド内で自由に行動できるというものに変更されている。ゲームエンジンには『グランド・セフト・オートIV』にも使われたロックスター・アドバンスド・ゲーム・エンジンを使用しており、「西部劇版 GTA」と紹介されることもある。オンラインプレイにも対応しており、最大16人同時プレイも可能。欧米では発売と同時に大ヒットし、約500万本の売り上げを達成した。連邦捜査官(BOI)に家族の幸せを脅かされた元無法者のジョン・マーストン。ジョンは幸せを取り戻すために再び拳銃を手にし、かつて友と呼んだギャング達を追う。彼は己の体に染み付いた血染めの過去と決別するため、過酷な闘いの中、一人、また一人と葬っていく。因縁の敵を始末し、全ての闘いにケリをつけたジョン・マーストン。愛する家族とも再会し平穏な生活を始められると思っていた矢先、突如死人がゾンビとして人々に襲いかかるという災厄が巻き起こり、家族もゾンビ化し始めてしまう。家族を元に戻す為、ジョンは再び荒野を駆け巡る。オープンワールド型のTPSであり、メインミッションを順番通りに解決していくことでストーリーを進めていく。同社の『グランド・セフト・オート』シリーズをほぼ踏襲した形式となっている。その他に任意に受けることの出来るストレンジャーミッションや、野生動物の狩り、ポーカー(テキサス・ホールデム)やブラックジャック、ライアーズ・ダイス、、等のギャンブル、賞金首の捕獲、マップ上にランダム生成されるNPCと遭遇することで発生するワールドイベント(NPCを街に送り届ける、逃げた囚人を捕まえる、決闘等)があり、当時の生活を疑似体験できるような要素が盛り込まれている。「レッド・デッド・リボルバー」より「デッドアイ」システムが採用されており、ゲージを消費して戦闘中にデッドアイを発動させることで一時スローモーションとなり、多数の敵を同時に早撃ちで銃撃する、人質が吊るされているロープを撃ちぬいたりするなどが可能になる。オンラインモードは「放浪モード」と呼ばれるロビーに当たるモードが存在し、オンラインに参加したプレイヤーは自動的にこの放浪モードに入る。放浪モードではシングルプレイと同じマップ上に多数のプレイヤーが同時に存在する。この放浪モードから他プレイヤーを勧誘して対人戦モードやチーム戦モードなどの別モードに移動することができる。放浪モード上でも他プレイヤーとの交戦や対NPC戦などは可能である。オンライン上のプレイヤーにはレベルが存在し、レベルアップを重ねていくことで使用可能な武器、乗り物、キャラクターが増える。サボテンや廃墟が散在する西部の荒野というイメージの地域。主人公が最初に訪れる地域である。モデルはテキサス州。ニュー・オースティンの東側の丘陵地帯。ウェスト・エリザベスにほど近い為極北部には積雪も見られる。ニュー・オースティンの中央に位置する地域。ニュー・オースティンの南部に位置し、すぐ南をサン・ルイス河が流れている。ニュー・オースティン西部の地域。山や大平原が広がり、東端にはフラットアイアン湖という大きな湖もある自然豊かな地域。物語後半にて訪れることができるようになる。モデルはオクラホマ州。広大な平野であり、バッファローやクーガー等の多数の野生動物が生息する。ウェスト・エリザベス北西部の山岳地帯。奥地には雪が積もっており、ビーバーやエルク、そしてグリズリーが棲息している。西側にはニュー・オースティンよりさらに荒廃した砂漠や、東側にはメサやビュートが点在する地域。生息する野生動物も微妙に異なる。物語中盤より訪れることができる。ヌエーヴォ・パライソ(Nuevo Paraiso)とはスペイン語で「新たなる楽園」の意。モデルはチワワ州。メキシコに渡って最初に降り立つ地域。ヌエーヴォ・パライソの中央に位置する。ヌエーヴォ・パライソの西側にある地域。メサやビュートが所々に存在し独特の景観を持つ。ディエス・コロナス(Diez Cronas)とは「10個の冠」という意。元々このゲームはプラットフォームを Xbox 360 に合わせて開発されていたが、2005年の5月に行われたE3ショーにてロックスター・ゲームスが PS3 への参入を発表し、開発中のタイトルの中に西部劇を舞台にしたゲームのムービーを発表した。IGN はこれを『レッド・デッド・リボルバー2』ではないかと推測して紹介した。ロックスターはこれを『オールド・ウェスト・プロジェクト』 (Old West Project) としており、正式タイトルは未定とコメントした。2009年2月、ロックスターは正式タイトルを『レッド・デッド・リデンプション』として発表した。当初は2009年秋発売予定とされていた。その後、発売が延期され、最終的には2010年5月に発売された。前作『レッド・デッド・リボルバー』日本版はカプコンから発売されたが、本作の日本語版はロックスターの親会社であるテイクツーから発売された。セリフは英語音声で、日本語字幕が表示される。また、前作は CERO 15歳以上対象だったが、本作は CERO Z 指定となった。テイクツーは海外版とほぼ同様の内容で、英語版の雰囲気を損なわないようにローカライズすると発表した。日本語版 追加パック
出典:wikipedia
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