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NANDゲート

NANDゲートはANDゲートとは逆の出力のデジタル論理回路で、否定論理積を実装したものである。右に挙げた真理値表に従って動作する。出力がLowとなるのは、両方の入力がHighの場合のみである。一方または両方の入力がLowの場合は、Highを出力する。NANDの論理はそれだけで完全系であるので、任意のブール関数をNANDゲートのみで実装可能である。何らかの論理回路を使っているデジタルシステムは、NANDゲートの機能的完全性を利用していることが多い。複雑な論理式にはAND、OR、NOTといった関数が使われているが、それらは全てNANDゲートで構成可能で、NANDゲートのみで実装することで同種の回路のみで構成することができるため、結果としてコスト削減になる。(ただし、そのために速度を犠牲にすることになる。速度を補償するために高速動作をする高価なICが必要になり、結果としてむしろコストを高騰させるかもしれない。しかし、トータルコストの概念無く結論に飛びつく者は多い。いずれにしろ標準ICのみの寄せ集めで大規模な回路を作っていたのは産業としては過去の話である)NANDゲートの入力を2つより多くすることもできる。その場合、出力がLowとなるのは全入力がHighのときで、入力のうちどれか1つでもLowなら出力はHighとなる。つまり、このような回路は単純な"bi"-nary (バイナリ: 二項演算)ではなく "n"-ary (n項演算)の演算子として働く。代数的には NAND(a, b, ..., "n") と表すことができ、これは NOT(a AND b AND ... AND "n") と論理的に等価である。NANDゲートを表す記号は3種類(ANSI、IEC、DIN)ある。NANDゲートは基本論理ゲートとして、TTLやCMOSの集積回路で実装されている。CMOSの標準ロジックICの4000シリーズにはNANDゲートを実装した4011があり、4つの独立した2入力NANDゲートを実装している。フェアチャイルドセミコンダクター、フィリップス、テキサス・インスツルメンツといった多くの半導体製造業者がこれらのデバイスを販売している。次のような2入力、3入力、4入力、8入力のNANDゲートが入手可能である。NANDはfunctional completeである。すなわち、任意の論理関数(たとえば2入力1出力に限ると、トリビアルなものも含め16種類ある)をNANDゲートのみを使って構成できる。したがって、たとえばマイクロプロセッサのように複雑なものもNANDゲートのみで構成することも可能である。その他の特性としては、複数のエミッタを持つトランジスタ(マルチエミッタトランジスタ)を使い、他のゲートよりも少数のトランジスタでTTL ICを構成できる。

出典:wikipedia

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