舞岡町(まいおかちょう、)は横浜市戸塚区の町名。住居表示未実施。郵便番号は244-0813。かつての鎌倉郡舞岡村で、1889年(明治22年)に上柏尾・下柏尾・前山田・後山田・品濃・平戸の各村および永谷村飛び地と合併、川上村となる。1939年(昭和14年)4月1日に横浜市戸塚区に編入され、戸塚区舞岡町が新設された。地名の由来ははっきりしないが、古くは腰村と呼ばれていたが、1302年に白旗が空に舞った吉事にちなみ舞岡に変わったと言われ、延慶2年(1309年)に南条時光が資産を嫡子南条時忠譲った書面に「まいおか」と記されている。その後「前岡」も用いられ、後北条氏の作成した小田原衆所領役帳や、1737年の庚申塔に「前岡」の記述がみられる。南部の一部は昭和40年台に宅地開発が行われた結果、1980年10月1日に南舞岡一~四丁目が新設され、舞岡町から分離した。戸塚区東部に位置し、面積は2.374m。2010年7月31日現在3,053世帯・7,153人が暮らす。南北に長く、地域南部にある舞岡公園付近を源流とする舞岡川が町南部から北部へと流れ、谷戸を形成している。町域の中部及び南部のほぼ全域が市街化調整区域とされ、町の中部から南部にかけて農業保護、振興及び景観保全のために舞岡ふるさと村に指定されており農業が盛んある。さらに町の南部は舞岡公園や舞岡ふるさとの森として緑地保全されている。北部側は国道1号にも近く宅地化されており用途地域は第一種低層住居専用地域、第一種住居地域、準工業地域になっている。道路は町北部には県道横浜伊勢原線、中部には都市計画道路舞岡上郷線が、いずれも東西に通る。また都市計画道路上永谷大船線町の一部区間が整備中であり、道路交通網の結節点となっている。さらに中部から南部にかけて上永谷戸塚線の延伸計画があったが、舞岡ふるさとの森の緑地保全も考慮された計画見直しにより廃止となった。町中部に横浜市営地下鉄ブルーライン舞岡駅がある。中部および南部は江ノ電バス横浜の複数の路線が地域内を経由し、また北部には神奈川中央交通横浜営業所舞岡操車所があり、そのどちらも戸塚駅へのバスを高頻度で運行している。地域が南北に長いため小中学校の学区は地区内の舞岡小学校・舞岡中学校をはじめ隣接地域の複数の学校に設定されている。尾根沿い鎌倉街道(中の道)とされる古道があり、そのため源氏、北条氏との関係のある史跡が残っている。また、北西端は東海道の旧道と接している。
出典:wikipedia
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