フロレス県()は、ウルグアイ南部の県。フローレス県とも表記される。県都はトリニダ。マヒモ・サントス政権時に設置された。県名はコロラド党を結成したトリニダ出身のにちなみ名付けられた。県内には有史以前に描かれた多くの岩絵の遺跡があるが、なかでもチャマンガ地区に多い。フロレス県はダニーロ・パリャレス・エチェベリーアやドゥオ・チャマンガなど、多くの著名な音楽家・音楽グループを輩出した。県都トリニダ以外では農業が基幹産業で、主に肉用牛や羊が飼われている。平原では現在でもガウチョが馬にまたがっている光景を目の当たりにできる。地元でエスタンシアスと呼ばれる牧場には、観光客が訪れることのできるものもある。フローレス県では伝統を守りながらも、現代技術の長所のみを取り入れている。例えばトリニダ市内では現在でも馬車が走っているが、通信は全てデジタルで、ワイヤレスインターネットも全県で利用できる。フロレス県では百種類以上の鳥が見られる。例えば、塀を支える柱の上には赤褐色をしたカマドドリが、その名の通りカマドのような巣をつくる。高いユーカリの木には、緑色をしたオウムが巨大な巣をつくる。平野では地元でテロスと呼ばれるナンベイタゲリ、アナホリフクロウ、カンムリシギダチョウなどが見られ、その上空をハネナガチュウヒ、ワシ、タカなどが飛ぶ。閑静な田舎道ではベニヘラサギやカワセミが、牧草地ではトキの群れやダイサギが見られる。木立にはノドグロコウカンチョウ、チャバラエボシゲラ、ハサミヨタカなどがいる。豊かな草地には夕暮れになると長く、分かれた尾を持ったタイランチョウがやってくる。春から秋にかけて広がる背の高い紫色の植物のじゅうたんには、アオムネヒメエメラルドハチドリが蜜を吸いにやってくる。県有の未開拓の牧草地にはテグートカゲ、アルマジロ、キツネ、スカンク、ウサギ、フクロネズミ、ヘビなどが生息している。県都トリニダにも自然保護区がある。県の総人口は2万5000人だが、そのうち2万人が県都トリニダに住んでいる。人口密度は1平方キロメートルあたり5人と、ウルグアイの県のなかでも最も低い。しかし、家畜が35万頭も飼育されている。2004年の国勢調査時点で、県内には2万5104人、8137世帯が住んでいる。一世帯あたりの平均人員は3.0人で、女性100人に対し男性は97.5人いる。平均寿命(2004年)人口1000人以上
出典:wikipedia
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