『きんいろモザイク』("kin-iro mosaic")は、原悠衣による日本の4コマ漫画作品。芳文社『まんがタイムきららMAX』で2010年2 - 3月号掲載の後、2010年6月号より連載中。略称は『きんモザ』。イギリスでホームステイを通じて友人となった日英両国の少女達が成長後、日本で再会して繰り広げる物語をコメディタッチで描く。2012年12月にテレビアニメ化が発表され、2013年7月から9月まで放送された。また、続編としてテレビアニメ第2期が2015年4月から6月まで放送された。詳細は#テレビアニメ節を参照。また、2016年にはスペシャルエピソードが劇場上映される予定。イギリスでホームステイをしていた大宮忍に、帰国からしばらく経った高校1年生のある日1通のエアメールが届く。差出人はイギリスで出会った少女、アリス・カータレット。なんと今度はアリスが日本に来るという。アリスと忍、クラスメイトの日本少女、小路綾と猪熊陽子、さらにもう1人のイギリス少女、九条カレンも加わり、5人は金色に輝く日々を過ごしていく。日本人側の主要キャラの名前は京都市内の通りを元にしている。両親はアリスの母を除いて素顔は明らかになっていなかったが、単行本5巻目から全員素顔が描かれ始めている。書籍は全て芳文社よりまんがタイムKRコミックスとして刊行されている。日本国外では、台湾で東立出版社により翻訳版が2巻まで出版されている。2013年7月より9月までAT-X、TOKYO MXほかにて放送された。全12話。「まんがタイムきららMAX」連載作品のアニメ化は、『かなめも』以来4年ぶりである。ロゴの英字表記は「gold mosaic」から「kin-iro mosaic」に変更された。本作では英語監修として、ニチイ学館が運営する英会話教室「COCO塾」が参加している。他作品とのコラボレーションとして『ゆゆ式』(「まんがタイムきらら」連載、2013年4月 - 6月にテレビアニメを放送)とのエイプリルフール企画が実施され、それぞれの公式サイト同士で登場人物の入れ替えが行われたほか、本作の第6話では作中に登場した雑誌「アニメタイムきらら」の巻中特集のキャラクターとして登場している。また、放送直前の6月24日には芳文社本社にて、同時期にMBS「アニメイズム」枠で放送された『恋愛ラボ』との巨大看板が掲示された。2014年3月21日に続編の製作が発表され、4月19日にテレビアニメ第2期として製作されることが正式に発表。7月19日のアニメ公式サイト上にて、第2期のタイトルが「ハロー!!きんいろモザイク」になることが発表された。それに伴い公式サイトがリニューアルされ、新キービジュアルが公開された。2015年4月からの放送に先駆けて2015年1月7日から3月25日までサンテレビにて第1期が再放送され、その最終話で第2期につながるエピソードが放送された。同誌作品において2度アニメ化されるのは本作が初。キャラクターデザインの植田和幸をはじめ作画面では2012年7月から同年9月まで放送された『この中に1人、妹がいる!』のメインスタッフが多く名を連ね、アニメーション制作も同じくStudio五組が担当している一方、シリーズ構成はメディアファクトリーのプロデューサーである河本紗知からの依頼で綾奈ゆにこが担当している。本作を企画段階から気に入った綾奈は、依頼の詳細を聞かないうちに快諾して原作を読み、感銘を受けた。「原作を読んだ時に感じた心地よさや可愛いらしい雰囲気を、そのままアニメにしたいな」という綾奈の思いによって構成された内容に、監督の天衝の発案で第1話に原作では3コマ+数ページしかなかったイギリス編が盛り込まれたため、綾奈は原作の原悠衣から4コマのネームを8本という形でアイデアをもらい、書き上げた。第6話にもアニメオリジナル要素が盛り込まれているが、当初はロケハンで訪れた地域に花火大会があるので初稿はそのように書いたものの、他のキャラに置き換えても成立してしまう話ではダメという思いから書き直して本編の内容となった。また、その本編のために原も浴衣のデザインを提供している。第10話のオムニバス形式や第12話のミュージカル形式にも綾奈のこだわりが活かされ、後者では天衝のアイデアによるミュージカルに音楽制作を担当したフライングドッグも乗り気となり、声優たちに仮アフレコをしてもらってから全体の尺を決め、映像に先行して音楽を書き下ろすという方法が取られたほか、『美女と野獣』などディズニー作品が参考にされた。原から全面的に信頼されてシリーズ構成を一任された綾奈は原へ感謝する一方、担当編集からの提案でテレビアニメ版から入った人向けに次回予告の4コマ漫画を依頼しており、その出来を毎回楽しんでいた。また、BD/DVD第1巻の特典BOXに第12話のミュージカルシーンを原がイラストに起こしたことを聞いたときは、感激して自宅で泣いてしまった。そのほか、イベントなどで原と声優の間にもイラストやメッセージが交わされるなどのキャッチボールに、嬉しさを感じたという。大半のスタッフが第1期から引き続き参加しているが、監督の天衝は2014年放送の『グリザイアの果実』から引き続いて本作と同時期放送の続編『グリザイアの楽園』の監督も平行して担当していたことから、彼の補佐として第1期から演出として参加していた名和宗則が副監督に就任している。また、アニメーション制作協力にAXsiZ(アクシズ)が参加している。エンドカードは写真になっており、第1話 - 第3話でこけし作り、第4話で忍こけし完成、第5話 - 第10話で忍こけしとロケ先の記念写真、第11話で宮城県白石市の弥治郎こけし村にてRhodanthe*5人が製作したこけしの写真と、全てにこけしが登場するものになっている。第11話Cパートは第1期第10話の嘘予告をアニメ化。衣装デザインは原悠衣によるもの。放送からしばらく経過した2015年8月末には打ち上げが行われたが、天衝によれば「東山さんいわく、今日は2期打ち上げではなく3期打ち入りらしい」とのこと。サブタイトルは絵本のタイトルに由来する。第1期ではAT-Xの第4回目(毎週金曜日)のみ、キャラクターコメンタリー『どきどきホームビデオ鑑賞会』を放送した。なお、この回の音声はキャラクターコメンタリー版のみの放送となるため、コメンタリー音声/本編音声の切り替えはできない。このコメンタリーは各巻のBD/DVDに収録された。第2期ではDVD&Blu-ray映像特典としてキャラクターコメンタリーとキャストコメンタリーを収録。Rhodanthe*名義のものは#Rhodanthe*の項を参照。『きゅんいろモザイク』のタイトルで、2013年6月25日より10月1日までYouTube内「FlyngDog Channel」にて約1分のミニドラマ(公式サイトでは「プチコンテンツ」と呼称する)が配信された。全29回。毎週火・木曜に更新。実写映像に、出演声優がアフレコでキャラクターの声を充てるという内容である。出演はRhodanthe*(西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央)。脚本は赤尾でこが担当。2016年3月26日に開催された『AnimeJapan2016』のステージイベント『ハロー!!きんいろモザイク&ゆゆ式 合同同窓会』にて、スペシャルエピソードの製作が発表され、同年6月に『きんいろモザイク Pretty Days』のタイトルで2016年11月12日から劇場公開予定であることが発表された。なお、同年9月1日に病気療養で無期限休養となった小路綾役の種田梨沙は、休養前に収録済みのため、予定通り出演することが発表されている。Rhodanthe*名義のものは#Rhodanthe*の項を参照。テレビアニメ化にあたり、主要担当声優の、西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央の5人により声優ユニット「Rhodanthe*」(ローダンセ)が結成された。ユニット名は、主題歌のレコーディング時に5人全員で考案されたもので、キク科のローダンセと可愛さをアピールするアスタリスクを掛け合わせて付けられた。この名にした理由は、アリス愛用のかんざしとローダンセの和名を掛け合わせたからとのこと。また、初期の名称候補には「金髪同好会」などがあったという。2016年1月1日のライブでは、松原穂乃花役の諏訪彩花もサプライズゲスト出演しており、イメージカラーは本来は茶であるが、ライブでは白である。『Rhodanthe*のおしゃべりモザイク』は、2015年2月16日より発足したスマートフォン向けサイト『Rhodanthe*ラジオサポーターズクラブ』で配信の有料会員制Webラジオ。月額500円(税別)。メインコンテンツであるラジオは原則として最新2回のみ、会員登録不要の無料パートは最新回のみ視聴可能である。不定期的に過去アーカイブを配信する事がある。
出典:wikipedia
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