株式会社近鉄リテーリング(きんてつリテーリング)は、大阪市天王寺区上本町六丁目に本社を持つ近鉄グループの流通事業の中核企業である。近鉄グループホールディングスの100%子会社で、売店等所謂エキナカ店舗のほか、サービスエリア事業、レストラン事業を経営している。近鉄駅構内(一部近鉄駅以外もあり)での物販・軽飲食店舗を経営するほか、高速道路のサービスエリア事業、近鉄沿線を中心にレストラン店舗を展開する。自社ブランドで行う直営店舗、大手チェーンのフランチャイズ(FC)店舗、他社に業務委託している委託店舗がある。近鉄特急の車内販売を受託している。かつては近鉄観光が運営していたが、不採算により2002年に一旦全廃した。しかし、2006年より伊勢志摩方面行の伊勢志摩ライナー、2007年より名阪特急のアーバンライナーplus、アーバンライナーnextにて土休日に限り車内販売を復活させたため、近鉄リテールサービスが運営を受託するようになった。2013年からは観光特急しまかぜ車内において、車内販売・喫茶食堂営業を開始した。近鉄の駅売店は、かつてグループの外食業者である近鉄観光(解散)が営業権を持ち運営していた。売店の名称は元々は近鉄観光の社名が入っているだけで特になかったが、1992年頃より「365」の名称を名乗るようになった。2002年に近畿日本鉄道が自社で営業権を持ち、近鉄リテールサービスに運営を委託した。当社移管後は、比較的大型のウォークイン売店をコンビニエンスストア化し、K PLAT(ケープラット)との名称で営業するほか、中規模のウォークイン売店をPocketplat(ポケットプラット)、小規模の対面型売店をPocketplat miniとして転換していった。K PLATの各店、および一部のPocketplatでは、PiTaPa・iDが利用可能、料金収納代行も行っていた。しかし、ホーム上の小規模売店は閉鎖され自動販売機(飲料・新聞等)のみを設置する形に変えていることも多かった。一方かつて近鉄グループによってam/pm近鉄(後のam/pm関西、現在はファミリーマートに吸収合併され解散)を設立した名残で、am/pmの6店舗を運営していた。これらは2011年8月より順次ファミリーマートへ転換され営業を続けている。2013年度中にK PLAT、Pocketplat(mini)を順次ファミリーマート(愛称:「近鉄エキファミ」 事実上ファミマのフランチャイズ化)に転換した。転換後の各店ではPiTaPa・iDの他、ICOCA・楽天Edyなど、ファミリーマートが導入している各種電子マネーも利用可能になっている。また、近鉄駅構内以外にも、東名阪自動車道御在所サービスエリアなどサービスエリア・パーキングエリアや岐阜県総合医療センター内のファミリーマート直営店を順次移管を受けている。その他、以下の店舗をFC営業している。主要駅で、比較的規模の大きいモール事業を「タイムズプレイス」という名称で展開している。1週間または2週間の期間限定で、地元有名スィーツ店等を誘致する店舗で、大阪上本町駅、大阪阿部野橋駅、大和西大寺駅で展開している。下記大手チェーン店をはじめ専門店を多数誘致している。高速道路のサービスエリアにおけるレストラン事業は6箇所7店舗があり、旧・近畿日本鉄道(→近鉄グループホールディングス)から2015年4月に移管を受けた。このほか、上記の通りファミリーマートの店舗を下記SA以外にも展開している。なお、近鉄観光時代には佐方サービスエリアでも運営していた。近鉄観光より承継されたレストラン店舗を自社事業として経営している。労務管理等は、100%子会社の近鉄レストランに委託している。
出典:wikipedia
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