アンリ・デュティユー(Henri Dutilleux, 1916年1月22日 - 2013年5月22日)は、フランスの作曲家。フランス6人組よりも、やや若い世代で、20世紀後半から現代にかけてのフランスを代表する作曲家の一人。姓はデュティーユと表記されることも多い。父方の曽祖父は画家のコンスタン・デュティユーで、ドラクロワの親友であり、コローのコレクターでもあった。コローの作品やバルビゾン派から影響を受けたフォンテーヌブローの森を主題とした風景画などの作品がある。アンリ・デュティユーは1999年、この曽祖父の作品および彼によるドラクロワのコレクションや手紙類を、ルーヴル美術館およびフランス国立図書館に寄付している。母方の祖父も作曲家でジュリアン・コズルといい、ストラスブール音楽院の教授を務め、ガブリエル・フォーレと親交があり、またアルベール・ルーセルの教師でもあった。ラヴェル、ドビュッシー、ルーセルら、近代フランス音楽の伝統を受け継ぎつつも、メシアン、ブーレーズといった大家とは異なる路線を歩みながら独自の世界を切り拓いている。作品の数こそ多くはないが、それぞれの完成度は高く色彩感と抒情性にあふれている。三善晃にも大きな影響を与えている。
出典:wikipedia
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