西岐波(にしきわ)とは、山口県宇部市の西岐波地区(旧・西岐波村 )を指す地域名称、および同地域にある大字。本項では、町名としての大字西岐波および宇部市支所設置条例で示された宇部市西岐波市民センターの所管する区域(あすとぴあ、床波、今村北、今村南、大字西岐波、亀浦一丁目から亀浦四丁目までの一部)について扱う。宇部市の中心部から東へ約5km、宇部市の東部に位置する。南東は周防灘(瀬戸内海)に面し、東は東岐波地区、西は本庁地区と接する。旧西岐波村の中心集落である床波駅周辺地区を中心に市街地が広がり、床波駅周辺には商店街が形成されている。近年では、国道190号床波バイパス、山口県道219号西岐波吉見線の沿線にスーパーマーケット等のロードサイド店舗が多く立地しており、地域の商業的拠点は床波駅周辺から幹線道路沿線へと移行しつつある。かつては自治体名(西岐波村)として存在したが、1943年(昭和18年)に宇部市に編入合併され、現在は大字として地名が残っている。一般に「西岐波」と呼称されるのは、旧西岐波村に該当する大字西岐波・あすとぴあ・今村北・今村南・床波・亀浦の一部を含む地区である。地域内には宇部興産中央病院、セントヒル病院、宇部リハビリテーション病院等の病院や診療所が多数立地しており、宇部市の医療における一拠点となっている。北部の丘陵地には、宇部フェニックステクノポリス構想に基づき宇部新都市(あすとぴあ)や宇部臨空頭脳パーク等の産業団地・工業団地が造成され、科学技術産業の蓄積が図られている。地域内を江頭川、沢波川、浜田川が流れ、海岸でに注いでいる。沢波川の河口には床波漁港がある。床波漁港西側の沖合に、かつて「長生炭鉱」と呼ばれる炭鉱があったが、出水事故で死傷者が発生したことから閉山となっている。現在でも「ピーヤー」と呼ばれるコンクリート製円形型の排気口が残されており、海岸からその姿を見ることが出来る。地域内の道路は東西に国道190号、南北に山口県道219号西岐波吉見線、広域幹線として山口宇部道路が通る。鉄道は南部に宇部線が通じ、地域内に床波駅、常盤駅が設置されている。
出典:wikipedia
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