スターダムは、日本の女子プロレス団体。「スターダムに上がる選手をどんどん輩出したい」という願いを込めたもの。ちなみにロッシー小川がいくつか提示した団体名候補の中から風香が団体名候補の1つ「STARDOM(スターダム)」の綴りが一瞬、風香がリスペクトしているダンスグループ「SPEED」に見えたため即決。2010年3月28日を以って引退した風香の後継者として同じ芸能事務所「プラチナムプロダクション」に所属するグラビアアイドルの愛川ゆず季が10月31日に開催した「ゆずポン祭」でのプロレスデビューへ向けてプロジェクトが組まれてプロデューサーを務めるロッシー小川より、風香にプロレス指導の依頼があった。当初はプロレス界から完全に身を引くことを考えていた風香だが、自分を育ててくれたプロレス界へのささやかな恩返しと愛川の指導を引き受ける。マンツーマンの指導より、一緒に練習する仲間がいた方が伸びると考えた風香は、夢と須佐えりに声をかけて風香プロレス教室がスタート。そこに風香ブログやコラムでの練習生募集記事、また風香自身によるスカウトで加わった少女たちにより、後の1期生が集結する。やがて風香から「この子たちの輝ける場所を作ってほしい」と持ちかけられたロッシー小川が、本格的に団体の旗揚げへと動き出す。旗揚げへの動機のひとつとしてNEO女子プロレスの解散発表があり、風香は「NEOの解散がなければ考えていなかった」とコメントしており、「勝手にNEOの後継団体と思っている」と言う(現在、スターダムが管理しているハイスピード王座はNEOから管理権を承継されたものである)。しかし、実際には同時期に旗揚げされたワールド女子プロレス・ディアナやREINA女子プロレスとは違いスターダムに元NEO女子プロレスの選手やスタッフはいない。代表に小川が就任して風香はゼネラルマネージャーを務める。選手代表たるプレイングマネージャーとして愛川のデビュー戦の相手であった高橋奈苗も加わり、トロイカ体制で運営する。発表当初のメンバーは高橋、愛川に高橋とパッション・レッドを組む夏樹☆たいよう、総合格闘家で風香とのタッグでアイスリボンのリングを経験している長野美香、さらに練習生6人と留学生1人を加えた11人であるが、愛川と長野も旗揚げ前は1試合だけであるため、キャリアを持つ選手は事実上高橋と夏樹の2人のみである。2011年1月23日、(風香が所属したJDスター女子プロレスの常設会場兼道場であった)新木場1stRINGで旗揚げ興行を開催。所属選手のみでの旗揚げ戦は女子プロレス団体ではメジャー女子プロレスAtoZ以来約7年ぶりであった。また、デビュー戦の新人同士が旗揚げ興行のメインイベントを務めたのは、日本プロレス及び日本女子プロレス以降のプロレス史上初である。2011年以降の「ゆずポン祭」、「パッション・レッド興行」については協力体制を採る。所属選手の大半は風香の下でトレーニングを積んでデビューした生え抜きである。シュートボクシングのシーザージム新小岩で開講している風香プロレス教室出身が多いが、中には風香がスカウトした選手も存在する。練習生には小中学生も含まれ、旗揚げ当初は夢が「キッズ・ファイター」として活動していたが、現在は休業中。2013年には第2号としてあずみが、2014年には第3号の真綾がデビューしている。なお、設立当初は道場を持っておらず、練習は同ジムと試合会場としても使用する新木場1stRINGほかで行っていた。しかし、2014年12月17日、それまでもレンタルという形で使用していたZERO1道場をプロレスリングZERO1、DDTプロレスリングとシェアする形で使用することを発表した。2013年にニコニコ動画で放送開始されたニコニコプロレスチャンネルにて練習生を募集して番組内で練習に密着する企画も始動している。同年には6期生オーディションを実施すると発表したが、予定されていた10月になっても行われず、結局6期生候補は従来通りの練習生が加わっている。興行の大半は新木場1stRINGを使用するが、旗揚げ半年で後楽園ホール初進出を果たして(アイスリボンやプロレスリングWAVEは約3年かかった)以降も年数回コンスタントに同所で開催。また、旗揚げから2年強となる2013年4月には両国国技館へ進出して同所での女子プロレス興行は2007年2月12日のLLPW以来実に6年ぶりである。また、同年の後楽園大会は7回開かれ、2015年は女子プロレス界では全日本女子プロレス及びGAEA JAPANが解散した2005年以来10年ぶりとなる後楽園月1開催も予定されている。地方でも興行を開き、これまで大阪、名古屋、札幌の他に東北や愛川の地元四国、九州で開催されている。主催興行はオープニングアクトのダンスパフォーマンスで始まる(地方ではオープニングアクトがないことが多い)。これは風香が現役時代に行っていた自主興行「風香祭」からの流れである。現在のパフォーマーは「Kちゃんパンダ」で、風香も加わる。続いてリングアナウンサーを兼任する風香による挨拶の後、対戦カードを読み上げる。シリーズ開幕のときなどは入場式を行うこともある。新木場では休憩明けにKちゃんパンダと風香とキッズによるインタビューも行われ、選手の生の声を聞くことが出来る。全試合終了後にエンディングとなり、マイクパフォーマンスが繰り広げられる。興行の主役となった選手(大抵はメインの勝者)が全選手を集め、最後を締める。締めの言葉は「今を信じて明日に輝け、We are スターダム」。観客とともに、両手(右手を上に、親指同士をつける)で「S」の文字を作り、高く掲げる(愛川ゆず季らスターダム勢が参戦したDDTの路上プロレスでDDT社長の高木三四郎も、これで締めた)。2012年以降、所属及びレギュラー選手をユニットに分け、軍団闘争を軸に展開。これらはGODDESSES OF STARDOM2011にエントリーしたタッグを基本として結成された。新人選手もデビュー戦を終えた後に所属ユニットが決められていたが、2013年両国大会以降はユニット参加が必須とはなっていない。また、生え抜き選手をプロテストの時期によって「○期生」と分けて呼称しており、世代間抗争も繰り広げている。また、節目や記念試合においてはユニットの枠を越えたマッチメイクも度々行われている。一方、新人に対しては「情熱注入」と称して高橋が「新人の壁」としてシングルで連戦するのが恒例となっている。所属以外のシリーズ参戦は、団体の理念に賛同した主にフリーの選手に限られており、これも団体の特色となっている。2012年からは外国人選手のシリーズ参戦も目立つようになり、ビッグマッチでの他団体選手のゲスト参戦も行われるようになった。稀に男子レスラーを交えたミックスファイトが行われることもある。恒例のシリーズとしては、五つ星の選手を決めるSTARDOM 5★STAR GP、タッグ王座を賭けて行われるGODDESSES OF STARDOM、その年の新人王を決める1DAYトーナメント(1試合で決まることも)などがある。他団体との交流については慎重である。主だったものを以下に挙げるが大半は相手側の希望に沿った単発的なものである。スターダムが1年間を通じて活躍した選手を表彰する制度。各賞はファン投票で決定される。過去にスターダムの傘下だった芸能事務所。現在はBeginningプロモーションとして独立。
出典:wikipedia
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