『球場ラヴァーズ』(きゅうじょうラヴァーズ)は、石田敦子による日本の漫画。『ヤングキング』(少年画報社)2010年10号より2011年9号まで連載され、その後『ヤングキングアワーズ』(同社)に移転し2011年7月号から2016年2月号まで連載。また『月刊ヤングキング』(同社、2013年10月号より『月刊ヤングキングアワーズGH』に改題)においても2013年5月号から2015年1月号まで並行連載していた。なお、シリーズ作品にはサブタイトルが付いているが、この記事では便宜上サブタイトルの部分を作中では使用されていない『第○章』という形で使用する。『ヤングキング』での連載開始から、『アワーズ』2012年11月号まで連載。女子高生が盗んでしまったお金を返そうとしたことをきっかけにプロ野球チーム・広島東洋カープの熱狂的ファンの女性2人と知り合い、カープとプロ野球に魅せられていくと同時に人間として成長していく過程を描く。ストーリー中にはカープやカープ選手にまつわるエピソードを中心に紹介されている。松田実央は高校でクラスの女子からいじめに遭っており、ある時いじめられている女子達にお金を貢ぐためにやむなく援助交際をする羽目になる。その際出会った『赤い帽子の男』に諭され、立ち直るものの、衝動的にカバンの中にあった現金と野球の入場券の入った封筒を盗んで逃げ出してしまう。自らの仕出かした行為を謝罪するために、入場券にあった『ジャイアンツ対カープ戦』を手掛かりに、東京ドームのビジター応援席に向かうことになる。結局『赤い帽子の男』には出会えなかったものの、熱狂的カープファンの基町勝子と下仁谷みなみ、そし野球の織りなす人間ドラマとその素晴らしさに出会うことになる。この一連の出来事によって、実央の生活は大きく一変するのだった。『アワーズ』2012年12月号から2014年3月号まで連載された。第1章の主人公のバイト友達を主人公にしている。回数表記は『○球め』となっており、毎回最後は日南子がその回に感じたことを一言残す形で締めている。太田日南子は東京ドームでビールの売り子をしている女子大生。野球嫌いなのにもかかわらず彼女が野球場でバイトをしている理由、それは子供の頃に両親に連れて行かれた野球場で出会った『手に星型の傷のある男の子』に会うためだった。その男の子の好きな選手だった広島の前田智徳を知るうちに、そして売り子仲間の実央達と触れあううちに、野球の魅力を知っていくのだった。『月刊ヤングキング』連載のシリーズ。第1章にも登場するOL・勝子が主人公。誌名が『月刊ヤングキングアワーズGH』に変更された後も、引き続いて同誌で連載。回数表記は第1章と同様。毎回最後は勝子が持参・所持しているないしは購入したカープグッズ(今回のカープグッズ)が紹介される。なお、第3章には明確なストーリーはなく、勝子の日常・出来事を切り取ったドキュメンタリータッチなものになっている。『アワーズ』2014年5月号から2015年7月号まで連載。この章は副題が先になり、「こいコイ!」のロゴはカープのユニホームのものに近いデザインとなっている。中学生・三篠恋子は何かに疲れて平日昼間に学校をサボっていたところを日南子に見つかり、何もわからないまま西武ドームのオープン戦に連れて行かれる。そこでカープを知り、日南子のアドバイスで自分を取り戻した彼女だが、同級生のハーフの男子・楠本が大のカープファンと知って驚く。『アワーズ』2015年9月号から2016年2月号まで連載。これまで登場したヒロインたちが一堂に会した作品となる。舞台は東京近郊で、東京ドーム・西武ドーム・神宮球場が主になっている。また横浜スタジアム、QVCマリンフィールドといった関東地方の球場もたびたび登場する。関東地方の球場以外では、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島、甲子園球場、ナゴヤドーム、クリネックススタジアム宮城、札幌ドームもストーリーの過程で登場した。また地方球場では唯一サンマリンスタジアム宮崎が登場している。※年齢・入社年数・学年は断りがなければ連載開始ないしは初登場時。
出典:wikipedia
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