安藤家住宅(あんどうけじゅうたく)は、 山梨県南アルプス市西南湖(にしなんご)にある、国の重要文化財に指定された民家である。安藤家のある旧甲西町南湖(なんご)地区は甲府盆地西南部に位置し、甲斐国西部から駿河国に至る駿州往還沿いの村落で宿場である荊沢宿が存在している。安藤家は代々、西南湖村の名主を務めた村役人階層の家柄であり、遠祖は武田家臣・「小尾由行」であるという。宝永年間の築から約300年後の現在まで一度も火災に遭うことなく良好な状態で保存されており、主屋に残っていた棟札から建築年代が正確に判明しているなど、甲斐国の名主の家屋を伝える貴重なものとして、昭和51年(1976年)5月20日に国の重要文化財に指定された。昭和57年(1982年)から昭和61年(1986年)にかけて、大規模な解体復元修理が行われ、現在は山梨県が所有し南アルプス市によって管理公開されている。主屋、表門、南蔵、北蔵、文庫蔵の各棟、及び庭園を含む敷地が文化財として保護されている。
出典:wikipedia
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