太刀洗駅(たちあらいえき)は、福岡県朝倉郡筑前町高田にある甘木鉄道甘木線の駅。当駅は三井郡大刀洗町ではなく、朝倉郡筑前町に位置する。また、近接の町名は「大」刀洗町であり、駅名の「太」刀洗と表記が異なる。太刀洗の所以は、文和17年(1359) 懐良親王・菊池武光と少弐頼尚との筑後大保原での決戦(筑後川の戦い)で、傷ついた菊池武光が、刀についた血糊を川で洗ったことから、この名がついたといわれる。1966年(昭和41年)、太刀洗飛行場跡にキリンビール福岡工場が開設され、同時に工場への原料搬入および工場からの製品出荷のため当駅と工場を結ぶ専用線が敷設された。この貨物輸送のため当駅では1984年(昭和59年)2月1日ダイヤ改正以降もしばらく貨物扱いを継続していたが、同年9月19日に貨物扱い、専用線とも廃止となった。島式ホーム1面2線を有する地上駅。無人駅であり、ホームへは構内踏切を介して出入りする。戦前には旧日本陸軍の太刀洗飛行場があり、多くの側線や地下通路が駅構内に存在した。出入口にスロープはないため車椅子で利用する場合は介助が必要である。甘木鉄道は単線なので、太刀洗駅は上り列車と下り列車の離合する場所の一つとなっている。第三セクター化された際は、交換設備はなかったが、2003年(平成15年)に復活した。筑前町の南端部に位置する。駅のすぐ南側を国道500号が通り、その約2km南側(朝倉市)を大分自動車道が通る。駅前ロータリーに甘木観光バスが乗り入れる。
出典:wikipedia
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