やよいは、福岡県春日市が運行するコミュニティバスである。西日本鉄道(西鉄)の分離子会社である西鉄バス二日市に運行を委託している。2003年(平成15年)3月2日に運行を開始した。春日市内では西鉄バスの路線が市内各地にあるが、いずれも住宅地と西鉄春日原駅・JR春日駅・博多南駅といった市域端部にある鉄道駅や福岡市内を結ぶ路線であり、春日市内にある公共施設や医療施設(春日市役所、春日市ふれあい文化センター、市民図書館、春日公園、福岡徳洲会病院など)はバス停から離れており不便であったため、市内の公共施設・医療施設・大規模小売店などと市内各地を結ぶ目的で運行開始されたコミュニティバスである。愛称の「やよい」は春日市民を対象とした一般公募における81件の応募の中から選定された。春日市に弥生時代の遺跡が多数あることにちなみ、市が使用している愛称「弥生の里」にちなむ。1999年度に市役所内検討委員会を設置し、翌2000年度に市民アンケートを実施、2001年8月に福祉団体など3団体から推薦された3人と公募の市民12人による春日市コミュニティバス導入市民懇話会を設置し、諸準備ののち運行を開始した。全路線とも市域中央部のふれあい文化センターに隣接するバスセンターを始点・終点とする循環運行である。市域北部の桜ヶ丘地区や福岡徳洲会病院などを経由する桜ヶ丘線、市域北西部の須玖地区などの住宅地を経由する須玖線、市域南西部の上白水地区や博多南駅・白水大池公園を経由する上白水線、市域南部の星見ヶ丘地区を経由する星見ヶ丘線、市域南東部の平田台やザ・モール春日を経由する平田台線、市域東部・北東部の春日駅・春日原駅・春日市役所・春日公園などを経由する春日原線・春日公園線の7路線がある。各路線の1周の所要時間は35分から50分程度で、9時から19時まで約1時間前後の間隔をおいて運行する。バスセンターの発車時刻は全路線とも同一、バスセンターへの終着時刻もほぼ同一で、バスセンターで各路線相互間を15分前後で乗り継ぐことができるダイヤとなっている。全路線とも両方向を交互に運行している。※【 】内は一方方向の便のみが停車するバス停2013年8月26日より二代目車両として新規に導入した日野ポンチョを8台使用している。青色地に春日市のマスコットである「かすがくん」と「あすかちゃん」等が描かれている。座席は全席前向き。西鉄の社番も振られている。運行開始時には三菱ローザを6台導入した。車体塗装は愛称名と同時に春日市民を対象とした一般公募における39件の応募の中から選定された。現行車両よりやや薄めのスカイブルー地、前面に青・緑・赤・オレンジ・黄色の帯、前面・側面・後部に弥生時代をイメージした丘・山・木・弥生土器・弥生人などのイラストを入れた塗装で、座席は横向き・前向きの混合シートで、後部に車いす乗降用のリフトを装備していた。車両は大野城市にある西鉄バス二日市本社に所属している。1路線に1台、計7台が運行に就き、残りの1台が予備としてバスセンター内で待機する運用形態であり、8台すべてを使用する。検査などの場合は西鉄バス二日市本社の三菱ローザが代走することがある。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。