伊達紋別駅(だてもんべつえき)は北海道伊達市山下町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。駅番号はH38。電報略号はタテ。伊達市の代表駅であり、1925年(大正14年)8月20日、国有鉄道長輪東線(現在の室蘭本線)の駅として開設された。1940年(昭和15年)12月15日に胆振縦貫鉄道(後の胆振線)が開業し、同線との分岐駅となった。1986年(昭和61年)11月1日に胆振線が廃止され、現在は室蘭本線の単独駅となっている。当駅の所在する地名より。伊達の名は伊達成実の後裔である亘理伊達氏当主・伊達邦成とその家臣団が1870年(明治3年)に入植したことから付けられた。1900年(明治33年)に伊達村となる前の地名は紋鼈(もんべつ)であり、字を紋別と変えて伊達と併せ駅名に採用した。優等列車はいずれも札幌駅発着で、すべて停車する。単式ホーム・島式ホーム複合型の2面3線を有する地上駅。互いのホームは中央部分に位置する跨線橋で連絡している。他の駅とは異なり、3番線側に改札口がある。社員配置駅で、みどりの窓口(営業時間:7時00分 - 19時30分)が設置されている。駅舎は開業時のものが手直しされて利用されている。外観は白壁、こげ茶色の柱、梁を有し、天井は大型枡格天井となっている。駅舎内にはキヨスク及び「サンプルショップ」という店舗が入店し、トイレも有する。駅スタンプも設置されている。1番のりば長万部方先端部(駅舎横)に残る切欠きホームの跡(旧0番のりば)が胆振線の名残である。旧胆振線の一部の線路、機関庫は保線車両の留置線の一部に転用されている。かつては島式ホームの外側(海側)に貨物用などの多数の側線(1983年度(昭和58年)時点で6本)、長万部方に延びる1本の専用線、また駅舎側にも岩見沢方から分岐し駅舎側ホーム南側部分に存在する切欠きホームへと至る2本の貨物側線を有した。これらは1993年(平成5年)時点で上記保線車両留置線及び安全側線を除き撤去されている。1日平均の乗降人員は下記の通りである。伊達市の中心駅であるが、市の中心部からは若干離れた場所に存在し、市役所や金融機関、商業施設などは気門別川、紋別川を渡った道道982号・779号 - 国道37号沿線に存在する。駅前に道南バス「伊達駅前」バス停留所が設置され、伊達市内線や室蘭市、伊達市大滝区・倶知安町(胆振線バス代行路線)、洞爺湖温泉方面などの郊外線、札幌方面高速バスが発着する。かつてはJR北海道バス(伊達線)も乗り入れていたが、1996年に撤退し路線を道南バスに譲渡している。特急列車の停車駅は各列車記事を参照。
出典:wikipedia
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