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重症熱性血小板減少症候群

重症熱性血小板減少症候群(じゅうしょうねっせいけっしょうばんげんしょうしょうこうぐん)は、重症熱性血小板減少症候群ウイルスによる感染症である。通称SFTS (severe fever with thrombocytopenia syndrome) 。日本では2013年になってから感染の報告が相次いで発表されたため、同年3月4日に「重症熱性血小板減少症候群(病原体がフレボウイルス属SFTSウイルスであるものに限る)」を感染症法に基づく四類感染症に指定して届出の対象としている。治療は対症療法のみで、有効な薬剤やワクチンはない。主として重症熱性血小板減少症候群ウイルス (以後、SFTSV) を保有するマダニがヒトを刺咬することによって感染する。潜伏期間は6-14日とみられている。はじめての症例が報告された中国では、フタトゲチマダニ ("Haemaphysalis longicornis")、オウシマダニ ("Rhipicephalus microplus") からウイルスが分離されており、人間だけでなくダニに咬まれることの多い哺乳動物の感染が確認されている。主な症状は発熱や消化器症状(吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、下血など)、神経症状(頭痛、筋肉痛、意識障害、失語)、リンパ節腫脹、皮下出血など。致死率は10-30%程度とされるが、軽症患者が診断されていない可能性があり中国の死亡率と同等とするならば、日本国内での患者数は年間100名程度と推定されている。血中の SFTS ウイルス遺伝子の検出や抗体の上昇。流行が確認されている国は、日本、中国、韓国である。2016年2月24日時点で170名以上の感染例が報告されているが、当初に作成された疑い患者用件を満たしていない軽症例が見逃されている可能性が指摘されている。2013年1月に報告された最初の患者は2012年秋に発症した50代の女性で原因不明のまま死亡した、後に保存検体の検査により SFTSV のゲノムとウイルス抗原が確認され重症熱性血小板減少症候群と確定した。この事例を元に厚労省は「疑い患者用件」を公表し全国に情報提供を求めた。情報提供により、山口県における海外渡航歴のない成人男性と、2012年]]秋の宮崎県における海外渡航歴と近年の国内旅行歴のない成人男性で、いずれも報告時点では死亡している。更に、その後の調査では確認可能な最も古い患者は2005年で有る事と、死亡した患者の血液から発見されたSFTSウイルスの塩基配列は中国で発見されたものとはわずかに異なっていることが明かとなり、中国での確認以前から日本国内に存在していた事が証明された。また、厚生労働省は、死亡例が相次いだのは感染源が特定されたためであり、急に流行しているわけではないとしている。その後もウイルス感染の報告が相次ぎ、2013年の春から秋にかけて高齢者を中心に西日本の13県53人の感染を確認、うち21人の死亡が報告されている。現時点では前述の通り西日本において感染者が出ているが、2014年2月に公表された厚生労働省研究班の調査結果によると、北海道や東北、関東に生息するマダニからもSFTSウイルスが検出されており、病原体は全国的に分布していることが明らかとなった。2006年11月以降、最初に確認された中国安徽省以外にも中国の11行政区で数百人以上の感染者が報告されている。2013年2月には、韓国の保健福祉部疾病管理本部がダニを調査した結果、同国内全域に生息しているフタトゲチマダニからSFTSウイルスが確認されたことを明らかにしており、同年5月以降、同国の済州道や慶尚北道で感染による死亡者が出ている。また、米国ミズーリ州でもSFTSウイルスに似たウイルスによる重症熱性血小板減少症候群様の患者が報告されている。2006年11月に安徽省で発見され、2007年頃から拡大し中国河南省南部信陽市(しんよう、シンヤン)商城県を中心に流行。「発熱を伴う血小板減少」という特別な病状を示しておりこれはアナプラズマ症例の特徴であるが、「ヒト顆粒球アナプラズマ症」 (HGA) の証拠が見つけられない場合もあった。発見後の2008年始め頃には治療と診断のガイドラインも出て広範囲で疫学調査が開始されたが、原因不明ということで流行は公表されなかった。しかし、2010年9月8日には新聞のスクープがきっかけとなり公表されるに至った。同年8月に行われた調査結果によれば河南省で557人が感染し18人が死亡、山東省で182人が感染し13人が死亡、江蘇省の省都南京市で4人が死亡(6人死亡という報道有り)し、合計35人以上が死亡するなど31の1級行政区(省など)中12の地域に広がっているとされる。山東省ではHGAへの監視を2008年5月に開始しており、一方のブニヤウイルスに対する監視は河南省と湖北省が2009年5月に開始している。また、河南省が信陽市に専門家を派遣したのは2010年4月初旬のことで、中国衛生部が河南省に専門家を派遣したのは同年9月12日のことである。中国では一連の症例に対して、「発熱を伴う血小板減少症候群(、 または )」という仮の名称を付けている(症例定義で「発熱」が必須とされている)。

出典:wikipedia

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