阿久根市(あくねし)は、鹿児島県の北西部に位置する市である。西部は東シナ海(天草灘)に面しており、大島・桑島などの島嶼が点在する。高松川河口の市の中心地は平坦であるが全般的には山林や丘陵となっている。市の北西部は天草諸島最南の長島と黒之瀬戸を隔てて向き合っており、黒之瀬戸大橋が架橋されている。1954年、中心部にあたる波留の一部で町名設置が行われ、以下の町が発足する。その後も、以下の町が発足する。いずれも波留およびその地先からである。「英袮(あくね)」の地名は古代より存在した。「アク」は魚や漁業を意味する言葉、「ネ」は岩礁を表し、古くから漁港として栄えてきた土地であるが、平安時代には英袮院(あくねいん)と呼ばれる荘園であった。神崎太郎成兼が院司に任命され英袮(あくね)氏を名乗りここを統治する。鎌倉時代には莫祢と表記され、英袮氏も莫祢氏となる。1451年(宝徳3年)島津用久により阿久根と改称され、莫祢氏は島津氏の家老となる。市内に九州新幹線の停車駅が存在せず、また在来線のJRから肥薩おれんじ鉄道への移行による利便性の悪化により経済が打撃を受けている。市の中心となる駅:阿久根駅かつては、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線が通っており、阿久根駅には特急列車も発着していたが2004年3月、九州新幹線の開業により、川内駅 - 八代駅間がJR九州から分離された。九州新幹線も阿久根駅は設置されず、阿久根市内は出水駅と川内駅の中間地点にあるトンネル区間のみであり、もし在来線が廃止された場合鉄道路線の利用ができなくなる。そのため肥薩おれんじ鉄道の開業に際しては、鹿児島県の自治体の中では唯一積極的な立場であった。
出典:wikipedia
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