イェーツ ("Yeats") とは、アイルランドの競走馬である。半兄に1998年にエプソムカップを制した元種牡馬のツクバシンフォニーなどがいる。ゴールドカップをレース史上最多の4連覇達成。2003年9月のデビュー以来3連勝したが、故障のために約1年の休養を余儀なくされた。2005年、コロネーションカップでアルカセットらを相手にG1初勝利を挙げた。2006年には、ゴールドカップを4馬身差で快勝して、その後第146回メルボルンカップに出走するも7着(勝利馬は日本のデルタブルース）だったが、同年のカルティエ賞欧州最優秀ステイヤーを受賞した。2007年は準重賞2連勝からゴールドカップを連覇し、アイリッシュセントレジャーも制した。カドラン賞こそ3着だったものの、2年連続でカルティエ賞欧州最優秀ステイヤーを受賞した。2008年、準重賞勝ちからゴールドカップを勝ち、同競走3連覇を達成した。その後カドラン賞は5着に敗れたが、続くロワイヤルオーク賞を快勝し、G1・6勝目を挙げた。2009年は準重賞6着の後、ゴールドカップを3馬身半差で快勝して、同競走4連覇を達成した。その後、アイリッシュセントレジャーに出走したが、8着と殿負けに終わった。3年連続での出走となったカドラン賞では3着に入り、レース後引退した。また、この年はカイフタラの3年連続を上回る、4年連続でカルティエ賞最優秀ステイヤーを受賞した。引退後はクールモアスタッドで種牡馬として繋養されている。父Sadler's Wells×母父Top Villeは、Montjeuと同じ血統構成である。

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