


怪獣墓場(かいじゅうはかば)は、ウルトラシリーズに登場する架空の地名。ウルトラ戦士に倒された怪獣たちが眠る場所。全容は明かされていないものの、その正体は宇宙のどこかにある定常的な空間の歪みとされている。多世界解釈における複数の宇宙に跨って存在しており、M78シリーズ以外のウルトラシリーズに登場する怪獣も流れ着いて眠っている。例え地球などの惑星内で倒された怪獣であっても、最終的にその魂はこの怪獣墓場に流れ着く。また、流れ着くのは概念としての怪獣のみならず、宇宙人や人工物、果ては小惑星と、半ば宇宙の吹き溜まりと化している。ここに眠る怪獣たちはあくまでも魂だけの存在とされるが、何らかの理由で肉体を取り戻して復活を果たすこともあるという。基本的には暗闇に、無数の怪獣や宇宙人たち(上記の理由から半透明)が延々と静かに眠っている空間として描かれる。そこでは計器類が利かず、外部との通信も酷いノイズがかかって困難である。グレイブゲートと呼ばれる扉のほか、偶発的に起こるウルトラゾーンもまた怪獣墓場への入り口となりえる。OV『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』(2009年11月25日、12月22日)と映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009年12月12日)では初めて本格的な内部描写がなされ、上記のグレイブゲートのほか、さまざまな設定が明かされた。以下で解説されている以外にも、レッサーボガールの生息していた小惑星などが確認されている。ピープロ特撮作品『スペクトルマン』でも、第36話で宇宙猿人ゴリが怪獣ベガロンを呼び出した場所が「怪獣墓場」となっているが、ウルトラシリーズとの関係は無い。また、銀河連邦などの設定を経て同じ円谷プロ作品とのつながりを持つ『ジャンボーグA』の第21話にも、「怪獣墓場」が登場する。『メビウス』のテレビシリーズまでの描写とは異なるが、のちに描写された浮遊大陸に似た空間で怪獣が徘徊している。
出典:wikipedia
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