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大糸線

大糸線(おおいとせん)は、長野県松本市の松本駅から新潟県糸魚川市の糸魚川駅に至る鉄道路線(地方交通線)。松本駅 - 南小谷駅間は東日本旅客鉄道(JR東日本)、南小谷駅 - 糸魚川駅間は西日本旅客鉄道(JR西日本)の管轄である。北アルプス(飛騨山脈)の東側を、大町市以南は高瀬川、その北は日本海へと注ぐ姫川に沿って走る。沿線には立山黒部アルペンルート東の玄関口である大町市を控え、仁科三湖(木崎湖・中綱湖・青木湖)などの行楽地やスキー場が多く、行楽客や白馬岳などへの登山者の足であるとともに、松本市・安曇野市など沿線都市への通勤・通学路線としても機能している。広域輸送としては主に中央本線からの特急列車が直通している。2015年3月14日の北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間の開業により、並行在来線である北陸本線金沢駅 - 直江津駅間は経営分離され、本路線の南小谷駅 - 糸魚川駅間はJR東日本の在来線とJR西日本の新幹線のみに接続し、JR西日本の在来線路線としては孤立することになることから、同区間の今後について地元自治体との協議も予定されていたが、結果的に北陸新幹線開業後もJR西日本管轄のまま存続し、糸魚川駅から長野県大北地域に向けたアクセス路線となっている。JR東日本区間のラインカラーはパープル。松本駅 - 南小谷駅間はJR東日本長野支社、南小谷駅 - 糸魚川駅間はJR西日本金沢支社北陸広域鉄道部の管轄である。ただし会社境界駅である南小谷駅はJR東日本の管理駅で、南小谷駅北方にある上り場内信号機(松本起点70.616km地点)が線路上の境界となっている。各年度の区間ごとの平均通過人員は以下の通り。起点松本駅からは篠ノ井線としばらく並走し国道19号をくぐり、篠ノ井線と分かれる。これより先は大きく左へ弧を描いて国道147号と並走し、梓川を渡り安曇野へと入る。梓橋駅を過ぎてから、また右に大きく弧を描いて松本盆地を北上する。西側には北アルプス、沿線周辺においては安曇野の水田が広がる。信濃大町駅までは比較的線形が良い。信濃常盤駅を通過して右に弧を描き高瀬川を渡ると、大糸線内でも屈指の観光拠点である信濃大町駅に到着する。信濃大町駅を出ると、左に弧を描いて市街地を過ぎて行き、北大町駅を過ぎてから国道148号と並走する。沿線は山岳地帯となり左手に仁科三湖(木崎湖・中綱湖・青木湖)が見え、分水嶺となっている佐野坂峠を通過する。ここから白馬盆地(四ヶ庄盆地)へと入り、終点の糸魚川まで姫川と並走する。この周辺にはスキー場や温泉が多く存在する。白馬駅から信濃森上駅を過ぎると再び渓谷地帯となり、南小谷駅までカーブが連続し姫川沿いの険しい谷間を通る。JR東日本の管轄の電化区間は南小谷駅までである。南小谷駅以北の非電化区間はJR西日本の管轄で、トンネルやスノーシェッドが続く渓谷沿いの線路を列車は徐行していく。線路規格が簡易線扱いということと、粗悪な線形のために制限速度が低く設けられている。小滝駅 - 平岩駅間は、1995年の集中豪雨による土砂崩れの影響で一部のルートが変更されている。平岩駅付近には姫川温泉がある。小滝駅近くの江尻トンネル付近に、同区間の国道148号のスノーシェッドからわずかに、昭和初期の時代に変更された廃線ルートのトンネルと橋脚の遺構が見られる。南小谷駅以北で唯一の交換可能駅となった根知駅を過ぎると糸魚川の市街が近づき沿線に住宅が増えていき、姫川駅を過ぎ右に弧を描くと終点糸魚川駅に至る。運行系統は電化区間であるJR東日本管轄の松本駅 - 南小谷駅間と、非電化区間であるJR西日本管轄の南小谷駅 - 糸魚川駅間に分かれており、南小谷駅を越えて運行される定期列車は1995年の集中豪雨被害で線路が寸断された際に運行を停止して以来運転されなくなった。かつては大糸線全線を走破する列車として、1960年代 - 1970年代に新宿駅 - 糸魚川駅間で急行「アルプス」(1968年までは「白馬」と称していた)と、1971年から松本駅 - 金沢駅間で急行「白馬」が運転されていたが、急行「アルプス」の糸魚川駅発着列車は1975年に、急行「白馬」は1982年に、それぞれ廃止されている。優等列車としては新宿方面から特急「あずさ」が定期または臨時で、名古屋方面から特急「しなの」が臨時でいずれも白馬駅または南小谷駅まで直通運転されている。また、急行「アルプス」のダイヤを引き継いだ快速「ムーンライト信州」も臨時で運転される。しかし、1997年10月1日の北陸新幹線高崎駅 - 長野駅間の先行開業後は、それまで中央東線・大糸線を利用していた首都圏 - 大北地域間の旅客が、新幹線と路線バスを長野駅で乗り継ぐルートに移行が進んだため、新宿方面からの直通列車は減少する傾向にある。ただし、冬季は中央東線沿線からのスキー客輸送で一定の需要はある。普通列車は松本駅 - 信濃大町駅間と、それに接続する信濃大町駅 - 南小谷駅間の列車が主体であり、1日に数本が松本駅 - 南小谷駅間を直通する。朝夕には松本駅 - 穂高駅・有明駅間の区間列車も運行されている。一部は松本駅から篠ノ井線やさらに先の中央本線へ乗り入れ、塩尻駅や岡谷駅・上諏訪駅・富士見駅まで直通する列車もある。朝や夜間一部列車は快速運転を行っている。なお、松本駅 - 南小谷駅間ではE127系100番台によるワンマン運転が行われており、信濃大町駅 - 南小谷駅間については全列車がE127系100番台によるワンマン運転となる。また、松本駅より先、塩尻・上諏訪方面に直通する普通・快速に関してはE127系が保安装置としてATS-Pを搭載していなかった関係で篠ノ井線にATS-Pが導入された2003年12月以降は全列車が211系または115系で運行されている。なお、現在はE127系にも改造により搭載しており、大糸線自体も松本駅 - 北松本駅間の篠ノ井線との並行区間にのみATS-Pを導入している。運行本数は松本駅 - 信濃大町駅間で1時間あたり1 - 2本程度、信濃大町駅 - 南小谷駅間は1 - 3時間に1本程度である。2010年10月2日からはハイブリッドシステムを搭載したリゾートトレインHB-E300系「リゾートビューふるさと」による臨時列車が運転されている。運行される定期列車はすべてワンマン運転による普通列車で、2015年6月20日時点で、南小谷駅 - 糸魚川駅間の列車が1日7往復のほか、朝と夕方には各1往復ずつ平岩駅 - 糸魚川駅間の区間列車が設定されている。この区間の途中駅は夏季の平岩駅をのぞきすべて無人駅となっている。現在、列車が行き違いを行う途中駅は根知駅のみで、小滝駅・平岩駅・北小谷駅・中土駅にあった行き違い設備は撤去されている。この区間は非電化区間のため気動車で運行されている。2010年3月13日のダイヤ改正で老朽化したキハ52形からキハ120形へ置き換えられた。同時に車内でトイレが使用可能になった。過去に不定期列車として、関西方面(大阪・神戸)より、北陸本線・糸魚川経由でスキー列車「シュプール号」が乗り入れていたが、2001年冬から2002年春を最後に大糸線への乗り入れは廃止された。電化区間の排雪はENR-1000型モーターカーが行っている。JR西日本が管轄している非電化区間は、金沢総合車両所富山支所所属の車両が使用されている。本路線で運用される車両は、同支所の糸魚川運転派出に常駐している。以下はすべて気動車で、電化区間まで乗り入れたことがある。このほか、蒸気機関車・ディーゼル機関車も使用されていた(前節参照)。JR西日本に残っていたキハ52形の定期運用は2010年3月13日のダイヤ改正で同社のキハ120形へ置き換えられた。前日まで運行されていた車両は、キハ52形 115、125、156号車の3両である。最後期は全車とも旧国鉄色に塗り替えられて定期運用についていた。115号車は2004年7月にクリーム4号+朱色4号の国鉄一般色に、156号車は2004年12月に朱色5号の首都圏色に、最後まで白地に緑のストライプの旧越美北線色で残っていた125号は2006年11月に青3号+黄かっ色2号の鉄道省色に変更され、同年12月2日から大糸線で運行していた。キハ52形3両のうち115号車はほかの2両とともに2010年3月20日から22日まで最後の3両編成運転を行った後、岡山支社で保存された。125号車と156号車は5・7・8月に臨時運転を行ったのち、125号車はいすみ鉄道へ売却された。156号車は廃車された後、糸魚川市に譲渡され静態保存されることになった。一時大糸線内でイベント列車として復活させる構想が発表されたが、最終的に当初予定通り糸魚川駅アルプス口駅舎1階の高架下施設「糸魚川ジオステーション ジオパル」に設けられる「キハ52展示待合室」にて静態保存する方針が決まり、2014年11月26日に搬入された。同年12月14日の北陸新幹線開業3か月前カウントダウンイベントでの一般公開を経て、2015年2月14日の「ジオパル」オープンにより常設公開が開始された。松本駅 - 信濃大町駅間は、信濃鉄道(現在のしなの鉄道とは無関係)により開業した。信濃大町駅 - 糸魚川駅間は国により建設され、大糸南線の信濃大町駅 - 中土駅間と大糸北線の小滝駅 - 糸魚川駅間が1935年に開通した。松本駅 - 糸魚川駅間が全通し大糸線となったのは戦後の1957年である。「大糸線」の路線名は、信濃大町以南が信濃鉄道であった時代に、国によって信濃大町と糸魚川を結ぶ路線として建設されたことに由来する。全通以前に信濃鉄道は国有化されていたが、「大糸」の路線名は買収区間も含めてそのまま踏襲された。現在のJRの路線名で、複数の地名から一文字ずつを取って付けられた名称は通常音読みするが、例外的に大糸線と米坂線は両方の漢字を訓読みする。( )内は松本駅起点の営業キロ。

出典:wikipedia

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