成安造形大学は、1920(大正9)年に学祖である瀬尾チカが、京都市に成安裁縫学校を設立したことにはじまる。その後、1950年(昭和25年)に成安女子短期大学開設、1993年(平成5年)に学校法人名を京都成安学園に改称し、成安造形大学が開校する。2008年(平成20年)には、成安造形大学附属近江学研究所を開設。「成」とは、成し遂げること。「安」とは、安寧であること。つまり 「成安」とは人の和を大切に、一人ひとりが自己の使命を追求し、全うし続けることを通じて、心安らぐ平和な社会をつくることに貢献するという意味がある。また、学祖である瀬尾チカは「何かを成し遂げるためには、強い信念を持ち、実力を養成することが大切」。「正しい信念から生まれる純真な「誠」、すべてのものを生かし得る「熱」、そのふたつがなければ何事も達成できない」と生前説き続け、「誠と熱」というその精神は、成安造形大学の校訓として今も伝え続けられている。私たち成安造形大学は、芸術分野における真摯な教育と研究を通して広く社会に貢献する。独自の実践的学士課程教育によって、発想力・提案力・技術力に優れた清廉な人材を輩出する。そして、誇るべき永い伝統を全員が胸に抱き、新しき名門を目指す。私たちは今、自らの文化や精神性を改めて深く認識し、それらをしっかり引き継ぐことを真剣に考えねばならない時代にある。芸術の果たす役割もますます大きくなっていくに違いない。その中で私たちは、芸術大学の今日的意義を模索し、あるべき姿を追い求める。そして、新たなる芸術観の確立に向けて研鑽を重ね、公正なまなざしで自らの社会性を高め、創造性豊かな提案を続けていく。私たちは、学びのクオリティーにこだわる。総合性と専門性を両立しうる高度なカリキュラムを準備するとともに、和気藹々と心地よく学べるゆきとどいた教育環境を整える。学生一人ひとりの個性としっかり向き合い、持てる力を大きく引き出す少人数教育を行う。私たちは、造形にもとづく叡知を開く。ものをかたちづくるその過程において、多くを学び、心が生き生きする出会いの瞬間を見いだす。自然や素材と交わる経験を通して、学生たちが感性を大きく伸ばせる実践教育を行う。私たちは、決して揺るがない。自らの芸術を実現し、高く成し遂げるための信念において揺るがない。なぜなら、本学には校訓「誠と熱」が脈々と息づいているからである。私たちは、私たちの起源であるその盤石の精神を継承し、さらに発展させ、学生たちに伝えていく。私たちは、この場所から始めていく。この場所から生み出していく。学生たちとともに、多くの人々との交流と連携を進め、芸術の力で地域を活性化させる。そして私たちは、美しい湖国唯一の芸術大学であるという自負を携え、その熱き鼓動を世界に向けて響かせる。京都駅からJR湖西線でおごと温泉駅へ約20分、そこから大学まではスクールバスが出ている。学生だけでなく、大学に行く人は無料で乗車できる。車で行く場合は、名神高速道路・京都東ICから湖西道路を経由し、仰木雄琴ICを下車してすぐ。成安造形大学は、芸術学部芸術学科の中に、5つの研究領域、19の専門コースを設けている。1年次は経験の差に関わらず、表現することの面白さを体験してもらい、意欲をもって芸術を学べるように、全領域の学生が1年次にしっかりとファウンデーション実習(基礎実習)を行う。造形活動に必要な知識やスキルを身につけるだけでなく、表現していく過程で発見や感動を通して、「視野を広げていく楽しさ」を体験。2年次からは希望のコースに分かれ、専門コースの学びを深める。しかし、よりオリジナリティの高い表現スタイルを身につけるため、興味をもった他領域・コースの学びを比較的容易に取り入れることが可能。横断的な学びにより視野を広げ、他領域の学びを取り入れることで、より専門性を深めていくことができる。また、領域・コースの変更にも柔軟に対応し、学生一人ひとりに合った学びで、より高度な専門性を追求する。芸術学科「キャンパスが美術館」は、その名称の通り「芸術大学のキャンパス=美術館」と見立てた回遊式の「美術館」。学校法人京都成安学園の創立90周年を記念して2010年10月にオープン。キャンパス内に点在する9つのギャラリースペースで年間を通じて展覧会を鑑賞できる。教育・研究の場、および地域交流の場となることをコンセプトに、在学生・教職員・卒業生に発表の機会を提供し、また、国内外で活躍するアーティストの企画展を行い、幅広く表現活動を紹介している。さらに、滋賀ゆかりの企画展示を積極的に行い、芸術を通して地域の魅力を発信し、地域交流の機会提供に努めている。毎年、テーマを設定した総合芸術祭「SEIAN ARTS ATTENTION*(セイアンアーツアテンション)」を、すべてのギャラリースペースを利用して約1ヶ月間開催している。常にアートを身近に楽しめるだけでなく、展示する側や運営する側の観点も自然と養うことができる。キャンパスが美術館
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。