闘獣棋(とうじゅうき、中国語:)は、伝統的な中国のボードゲームである。ジャングルチェスやアニマルチェスとも呼ばれる。7×9の盤を用いて行われる2人で行うアブストラクトゲームである。西洋のストラテゴに似ていると言われることもあるが、実際にはストラテゴは軍棋の方に近い。このゲームの目的は、交互に駒を動かし、敵の側の獣穴と呼ばれるマスに駒を移動させるか、敵の駒を全て取ることである。闘獣棋の盤は7行9列の正方形のマスからなっている。駒はシャンチーのように盤の線の上ではなく、チェスのように盤のマスの上を動く。それぞれの側には、駒の初期位置を示すために8種類の動物の絵とその名前が描かれているが、ゲームが開始した後は、特別な意味はない。盤には、いくつかの特別なマスがある。獣穴は盤のそれぞれの側の1段目の中央に位置し、漢字で「獣穴」と書かれている。陷阱は両側の獣穴の1つ上のマスにあり、やはり漢字で「陷阱」と書かれている。2つの水の領域は河川と呼ばれ、盤の中央付近にある。それぞれが2×3の6マスの長方形からなり、漢字で「小河」と書かれている。対局者は、それぞれ8種類の異なった動物を模した駒を持つ。原則的に高い地位の駒は、自分以下の地位の駒を取ることができるが、例外もある。動物の地位は、強いものから弱いものの順に、以下のようになっている。駒は初期位置では、対応する絵が描かれたマスに配置される。対局者は交互に自分の駒を動かす。自分の順番では、必ず動かさなければならない。それぞれの駒は、縦か横に1マス動け、斜めには動けない。また自身の獣穴に入ることはできない。河川のマスについては、特別なルールがある。動物は、「食べる」ことによって相手の駒を取ることができる。自身と同じかそれより弱い駒のみ取れるが、以下の例外もある。
出典:wikipedia
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