『岬洋介シリーズ』(みさきようすけシリーズ)は、中山七里の推理小説のシリーズ。ピアニストの岬洋介が、周りで起きる音楽関連の事件を解決する推理小説のシリーズ。岬洋介があくまで関わった事件なので、主人公は各作品ごとに別の人物となっており、岬は事態解決やアドバイスなどを行う探偵役で狂言回しの立場である。岬洋介というキャラクターは、著者の中山が横溝正史の金田一耕助というキャラクターが好きだったため、自分が書くシリーズの主人公は「ピアノを弾くイケメンの金田一にしよう!」という思いつきから生み出され、名前は中山が大学時代に初めて書いた「謝罪」というタイトルの安田講堂落城の話に登場した主人公の名前を気に入っていたために再度使用した。中山の作品では何かが欠けている登場人物がほとんどであるが、その中で岬洋介だけは完璧に近い人物として創り上げられている。ミステリ小説としてだけではなく、音楽描写がピアニストや音楽関係者から高い評価を受け、2016年5月現在、売上はシリーズ累計100万部を突破している。シリーズ第1弾である『さよならドビュッシー』が利重剛監督、橋本愛主演で映画化され、2013年1月26日に公開された。著者の作品の中で映像化されるのは初。2016年春、同じく『さよならドビュッシー』が日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で『さよならドビュッシー 〜ピアニスト探偵 岬洋介〜』のタイトルで単発テレビドラマ化された。いずれもシリーズのスピンオフではなく、『さよならドビュッシー』のスピンオフとされている。※シリーズ内で複数回登場する人物を記載。
出典:wikipedia
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