『ウェークアップ!ぷらす』は、日本テレビ系列で生放送されている読売テレビ制作の報道番組である。放送時間帯は、毎週土曜日の8:00 - 9:25(JST)。地上デジタル放送ではHD画質での放送となっている。1991年(平成3年)1月から14年3ヶ月間続いた報道番組『ウェークアップ!』をリニューアルして、2005年(平成17年)4月2日に放送開始。当時タイトルロゴでは『ウェークアップ!ぷらす On the Air Every Saturday Morning』(ウエークアップ!ぷらす オン・ディ・エア・エブリィ・サタデー・モーニング)と表記された。メインキャスターには、降板した桂文珍(2代目司会者)に代わり初代司会者だった辛坊治郎(読売テレビ解説委員※当時)を起用し、さらに用稲千春と松岡洋子が加わった。岩田公雄(読売テレビ解説委員長※当時)が前身番組から引き続きレギュラーコメンテーターを務めている。制作の主体は読売テレビ報道局である。前身番組名「ウェークアップ!」のままでも略称として通じるが、正式には番組名に「ぷらす」が付いている。これは文珍が『ウェークアップ!』を降板する際、読売テレビ側に番組の終了を迫ったためと言われている。ただし、読売テレビ側は両者を同一番組と見做しており、番組公式HPには、2008年(平成20年)迄は旧『ウェークアップ!』時代のバックナンバーも掲載されていた(2009年(平成21年)1月以降のバックナンバーは2年分までしかないため、旧『ウェークアップ!』時代のバックナンバーは掲載されていない)。新聞上では「ウェーク」もしくは「ウェークアップ」のみ記載されていることが多い。2010年(平成22年)6月19日放送分で『ウェークアップ!』時代から数えて放送1000回を迎えた。2013年4月、5年半キャスターを務めた虎谷温子(読売テレビアナウンサー)の産休に伴う降板を機に番組をリニューアル。森若佐紀子(読売テレビアナウンサー)と坂木萌子がキャスターとして加入。2014年4月にもリニューアルを行い、森若は1年で降板。森麻季が新たな女性メインキャスターに加わることとなった。それと同時に旧『ウェークアップ!』の2代目番組ロゴを一部変更したロゴも使用をやめて現在のロゴに変更。『On the Air Every Saturday Morning』の副題も外された。また同年12月には、7年3ヶ月間レギュラー出演していた五十嵐竜馬(読売テレビアナウンサー※当時)が報道局への異動に伴い降板した。2015年4月からは増井渚(読売テレビアナウンサー※当時)が加入したが、2016年3月末をもって退職したため1年で降板。基本的な番組構成などは前身『ウェークアップ!』と全く変わっておらず、番組冒頭の6分間で1週間の主要ニュースをVTRで紹介(『ウェークアップ!』時代から本番組初期にかけては「ヴォイスリプレイ」とタイトルが付いていた。その後コーナータイトルは付けられていなかったが、2010年7月からは「ウェークTHEウィーク」と改めてタイトルが付けられたが、東日本大震災関連情報を報道するための一時中断を経て2011年7月から「ニュース一週間」と再度改題された)。その中から本編でいくつかのニュース(重大ニュースが飛び込んだ場合は随時挿入)を数分のVTRと司会の辛坊による問題提起、それに対するゲストコメンテーター及び岩田のコメント解説にて成り立っている。2010年度下半期はOPのゲストコメンテーター紹介後に「ウェークTHEウィーク」を流していたが、2012年度からは元に戻った。なお、『ウェークアップ!』と同様に番組の性質上、芸能などの軟派な話題は滅多に扱われないが、2012年4月より3年間のみ「+POWER」という不定期放送のインタビューコーナーが設けられ、そこでは芸能人が取り上げられることもあった。2014年からは、地方活性化などをテーマにした「NEOニッポン列島改造論」や、辛坊がプレゼン形式で話題を紹介する「値千金 ニュース鑑定」などのコーナーが放送される。また、読売テレビ制作の番組であるが、日本テレビ55周年企画『ACTION 日本を動かすプロジェクト』にも特別参加し、前述した通り「地方の悲鳴」をテーマに採り上げている。本番組でのゲスト(特に政党幹部)の発言は、その日の『NNNニュース』で放映されることがある。これは、NHK『日曜討論』、TBS系列『あさチャン!サタデー』『時事放談』、フジテレビ系列『新報道2001』、テレビ朝日系列『報道ステーション SUNDAY』の位置付けと同様に、NNNの討論・報道番組として扱われているためである。このような全国ネットの報道番組で、在阪局制作であるのは本番組のみである。土曜日8・9時台前半はテレビ東京系列を除く4大民放ネットワークの全てで在阪局制作の番組が生放送されているが、本番組はその中で唯一の報道系番組であり、近畿圏を中心に活動している学者や教授なども多く出演していることから、近畿からの独自の視点や提言も見られる。東海道新幹線新駅や新名神高速道路の建設にまつわる問題やグリーンピア南紀の香港企業への譲渡問題など、当該地域を放送エリアに持つ在阪局だからこその話題が採り上げられることがある。また、日本テレビを含む在京キー局では取り上げられることが少ない話題(外国人参政権法案など)を積極的に取り上げている。マーク凡例岩田公雄が21世紀臨調に在籍している関係で、岩井奉信や中田宏など21世紀臨調に在籍している著名人が比較的多く出演している。
また2012年から政井マヤ(元フジテレビアナウンサー)、坂木萌子(日テレNEWS24キャスター)、笛木優子(女優)、いとうまい子(女優・タレント)、田中律子(女優・タレント)といった、従来の文化人ではなく女優・キャスターの起用が増え、男性1名(重鎮クラス)+女性1名+岩田(2015年3月末の岩田のytv退職以降は橋本と岩田の隔週交代)のパターンが多くなった(先述の通り、坂木は2013年4月よりサブキャスターに就任)。そして政井や笛木が所属するオスカープロモーションからの起用も増えている。など多数広島テレビは8月6日が土曜日にあたる場合、原則として広島平和記念式典中継のため本番組を非ネットとしているが、2016年は本番組内で広島テレビ協力のもと平和記念式典の全国ネット中継を実施したため、広島テレビは通常通り本番組をネットした。2007年1月27日放送分で当時宮崎県知事の東国原英夫とのインタビュー中継を行った際、テレビ宮崎(基本的にはFNN系列だがNNNにも加盟している)が裏送りの形で中継を繋いだ。また、同年11月30日の当時横綱の朝青龍の謝罪会見に関連して、翌日放送分で復帰後初土俵となる巡業先の大分県豊後大野市に五十嵐を派遣して中継した際、テレビ大分が裏送りで中継協力した(2008年7月18日放送の大分県教員採用試験会場からの中継の際も同様にテレビ大分が中継協力)。オリンピック開催期間中に本番組を休止して当該時間帯に組まれるオリンピック関連の特別番組(日本テレビ制作)に関しては、山梨放送、福井放送、高知放送でも同時ネットで放送される。この場合、同日における3局での『朝だ!生です旅サラダ』(ABC制作)は休止となる。これは『旅サラダ』が生放送であることや番組編成、さらにスポンサー関係等の事情から遅れネット(※飛び降りや飛び乗り)が困難であるため。本番組をネットしている北日本放送、四国放送は、2011年3月31日限りでテレビ朝日制作平日朝のワイドショー(『モーニングショー』〈第1期〉→『スーパーモーニング』)のネットを打ち切って翌4月1日から『スッキリ!!』に切り替えたことから、この2局における同年4月1日以降の月 - 土曜8・9時台は日本テレビ系番組で統一されたことになる。高知放送が公式サイトに設けている掲示板には、同局に対し本番組のネットを求める意見が多く投稿されている。2015年4月以降、同局におけるネットワークセールス枠未ネット番組は本番組のみである。2016年9月10日現在
出典:wikipedia
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