ファン・C・ヴァレリオ・デレオン（Juan C. Valerio De Leon, 1980年6月24日 - ）は、プロ野球選手（投手）。ドミニカ共和国サン・クリストバル州ハイナ出身。2002年から2006年までヒューストン・アストロズ、ニューヨーク・ヤンキース傘下のマイナーチームに所属。2009年はパナマリーグのメトロに所属し、10勝2敗、防御率1.33。カーブ（実際はスライダーと思われる）が大きく曲がることから、クルバ・デレオン（カーブのデレオン）と呼ばれていた。2010年11月15日、福岡ソフトバンクホークスに育成選手として入団。2011年の3月7日に藤田宗一と共に支配下登録された。この年は2軍で41試合に登板し、4勝1敗で防御率1.71と結果を残すが、1度も1軍に昇格することができなかった。その後、チームの構想から外れ、同年12月2日に自由契約公示され退団した。スリー・クォーターとサイドスローを併用し、振りかぶった後の足は若干前に突き出す。上半身だけで投げるような形であり、野手がピッチャーをやる際に多く見られる投球フォームである。これは、アマ時代にデレオンが投手だけでなく野手としてもプレーしていた影響である。グラブも野手用の物を使用している。速球は140キロ台中盤で、ストレート、ツーシーム、カーブのように大きく曲がるスライダー、チェンジアップ、シンカーを投げる。家族はメルセデス夫人と長男、次男の二子。かつて中日ドラゴンズに所属していたマキシモ・ネルソンとは、実家が近所であり交流がある。

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