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西山将士

西山 将士(にしやま まさし、1985年7月9日 - )は、日本の元柔道選手である。階級は90kg級。身長179cm。血液型はA型。組み手は左組み。段位は四段。得意技は大外刈、大内刈、寝技。現在は新日鉄住金に所属。山口県下関市彦島出身。6歳の時に柔道を始めた。国士舘高校3年の時にインターハイ団体戦と個人戦100kg級で優勝を果たした。国士舘大学に入学後、学生体重別で2年連続3位になるなど一定の活躍をするが、際立った活躍は見られなかった。新日本製鐵に入社後に階級を1つ下げ90kg級にすると、講道館杯で優勝を果たし、さらに2009年には体重別でも優勝するが世界選手権代表には選ばれなかった。国際大会ではアジア選手権や東アジア競技大会で優勝した。また、団体戦のワールドカップ・サルヴァドールや世界団体で活躍をして日本チームの優勝に大いに貢献した。そして2010年の講道館杯では3連覇を達成した。12月にはグランドスラム・東京でも優勝を飾る。2011年11月には講道館杯で大学の先輩である鈴木桂治以来の4連覇を達成した。12月のグランドスラム・東京では前年に続いて2連覇を果たした。2012年1月には ワールドマスターズに出場して、準々決勝では世界チャンピオンであるギリシャのイリアス・イリアディスに指導2で優勢勝ちすると、準決勝はブラジルのティアゴ・カミロを技あり、決勝ではロシアのキリル・ボプロソフを有効でそれぞれ下して、今大会初優勝を飾った。5月の体重別決勝では、高校大学の同期であり、平成24年度全日本柔道選手権優勝の加藤博剛(千葉県警察本部)に敗れたものの、加藤が世界ランキングの関係上、オリンピック候補資格を保持していなかったこともありロンドンオリンピック代表に選出された。オリンピック本番では準々決勝で敗れたが、敗者復活戦を勝ち上がって3位決定戦でキリル・デニソフ()に延長戦の末旗判定で勝利して銅メダルを獲得した。2013年5月の体重別では初戦で敗れたが、過去の実績から世界選手権代表に選ばれた。しかし、8月の世界選手権では2回戦でカザフスタンのイスラム・ボズバエフに十字固で敗れた。2015年8月の実業個人選手権では優勝するものの、11月の講道館杯では2回戦で日本エースサポートの大辻康太に敗れてリオデジャネイロオリンピックの代表争いに加わることができなくなったために、引退する意向であることを表明した。2016年1月に現役引退を正式に発表した。この際に、「約24年間の競技人生を振り返れば、『柔道着に日の丸を付けてオリンピックという最高の舞台で世界のライバルと戦えた事をホコリに思う』という境地に到り、この度の決断をする事が出来ました」とコメントした。2014年2月、出身地に近く、所属先とも歴史的な繋がりを有する北九州市から特命スポーツ大使を委嘱された。矢沢永吉のファン。(出典、JudoInside.com)。(参考資料:ベースボールマガジン社発行の近代柔道バックナンバー、JudoInside.com等)。

出典:wikipedia

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