ナヌマンガ島（Nanumanga）もしくはナヌマガ島（Nanumaga）は、ツバルの島・環礁で、同国を構成する地区でもある。面積はおよそ3平方キロ。2002年国勢調査時点の人口は589人であった。1986年、海中に沈んだナヌマンガ洞穴で先史時代の火の使用痕跡が見つかったことから、オセアニアの考古学者の間で話題になった。4つの島に3つのラグーンがあり、うち最大のラグーンはヴァイアトア（Vaiatoa）と呼ばれる。マングローブや乾燥下でも生育できる植物が植わっている。南北に細長い楕円形をしていて、最北端はテ・カウパパ岬、最南端はテ・パパ岬という。島の西部にトンガ村（308人）とトケラウ村（281人）の2村がある。ナヌマンガ島にはツバルに8つある選挙区のひとつが割り振られ、2名の議員が選ばれる。直近の2010年の総選挙では、モニセ・ラファイとファレサ・ピトイが当選した。ピトイは再選、一方のラファイは現職のオティニエル・タウシを破り初当選という形になった。

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