パトリセ・エメリー・トロボアダ(、1962年3月18日 - )は、サントメ・プリンシペの政治家。2008年と2010年から2012年、2014年からの三度、同国の首相を務めた。父は1991年から2001年まで首相を務めたミゲル・トロボアダで、コンゴ民主共和国の初代首相、パトリス・ルムンバにちなんで名づけられた。2001年9月から2002年2月4日まで外相を務め、その後はフラディッケ・デ・メネゼス大統領の石油顧問を務めたが「自らの地位を悪用し、私的な利益を生み出している」として2005年5月に罷免された。現在は独立民主行動(ADI)の幹事長を務める。2006年7月の大統領選に立候補し、対抗馬の本命と目されたが得票率は38.82%に留まり、現職のメネゼスに敗れた。2008年2月14日にトメ・ベラ・クルス首相が辞任すると、メネゼス大統領から首相に指名された。同年3月4日にはガボンを手短に公式訪問した。しかし、発足からわずか3ヶ月の5月20日、国会に野党のサントメ・プリンシペ解放運動社会民主党(MLSTP/PSD)から問責決議案が提出された。決議案は賛成30票、反対23票、棄権2票で可決され、トロボアダ内閣は総辞職。その翌月にメネゼス大統領がMLSTP/PSDに組閣を要請し、ジョアキン・ラファエル・ブランコ党首を首班とする新内閣が発足した。その後、2010年の議会選で首相に復帰したが、国会での過半数を失い、2012年12月13日に政権を降りた。
出典:wikipedia
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